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2021/12/30 | ニュース

無敗のU17チーム、歴史的な記録を更新したU19チーム、安定感のあるU23チーム

NLZの2021年を振り返る

NLZ (ユースアカデミーセンター)の2021年も非常に波乱に満ちた年となった。今年の初めにリーグが打ち切りとなったことにより、U23チーム以外のユースチームは夏から再び始動。そんな中、歴史的な記録を更新したチームもあった。ここではそんなNLZの2021年を振り返っていく。

安定したパフォーマンスを見せたU23チーム

NLZの中で唯一、シーズンを通してリーグを戦ったNico Michaty監督率いるU23チームは、レギオナルリーガ・ウェストの2020/21シーズン、全40試合を戦い抜き、9位という好成績で昨シーズンを終えていた。そして2021/22シーズン、リーグ残留を目標にスタートを切ったセカンドチームは、良いパフォーマンスで前半戦を終えている。伝統あるビッグネームのクラブが犇くリーグで、セカンドチームは毎週これらの強豪クラブに対して対等以上の試合ができることを証明している。特に、Rot-Weiss Essen戦 (3-3)やRot-Weiß Oberhausen戦 (2-2) に引き分けるなど、20試合を終えた時点で勝ち点28ポイントを獲得しているフォルトゥナU23チームは、現在リーグ9位につけており、降格圏には10ポイントの差をつけている。

 

歴史的な記録を達成したU19チーム

コロナパンデミックの影響でU19ブンデスリーガ・ウエストの2020/21シーズンが打ち切りとなった後、Sinisa Suker監督率いるU19チームは9月に再び始動。しかし、残念ながら新シーズン最初の数週間は思い通りの結果を残せず、U19チームは前半戦7試合のうち2勝にとどまった。その一方、ドイツ杯では歴史的な記録を更新する。フォルトゥナのA-Jugendは、クラブ史上初めて全国大会のカップ戦で準々決勝へ進出するという歴史的快挙を成し遂げた。U19チームは初戦でSV Elversberg、2回戦でDynamo Dresdenを破ったものの、ベスト8でディフェンディングチャンピオンのVfB Stuttgartに敗れ、準々決勝敗退となった。

 

見事な前半戦を後にしたU17チーム

U17チームはブンデスリーガ・ウェストの前半戦をこれ以上ないほどの良い結果で終えている。Jens Langeneke監督率いるチームは、最初の7試合で7勝という素晴らしい成績を収めることに成功。続く第8節では、それまで同じく無敗だったFC Schalke 04とPaul-Janes-Stadionで対戦し、0-0の引き分けに終わったため、両チームとも8試合を終えた時点で獲得した勝ち点が22ポイントに。これによりU17チームは、フォルトゥナとしてB-Juniorenのブンデスリーガ・ウェストで過去最高のシーズンを送ろうとしている。なお、これまでのフォルトゥナU17チームの最高順位は、2018/19シーズンの7位 (26試合で勝ち点39ポイント獲得)となっている。

 

中学年代のチーム

ユースアカデミーセンター (NLZ)の中学年代はBorussia Dortmund、FC Schalke 04、Borussia Mönchengladbachなど、西ドイツの名門クラブのNLZチームらと”Nachwuchs-Cups”で競い合っている。フォルトゥナのチームは非常に堅実なパフォーマンスで、ほとんどのチームが中堅のポジションに位置している。そんな中、U13チームは今シーズンこれまで2敗しか喫していないBayer Leverkusenに対して勝利を収め、U14チームはここまで無敗で首位を走っていたGladbachに1-0で勝利を挙げ、今季唯一の黒星をつけることに成功。そして、U15チームは2月から始まるレギオナルリーガ・ウェストへの出場権を獲得している。

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