フォルトゥナの監督 Markus Anfang は、負傷のため直前になって Cedric Itten（頸椎の捻挫）と Christian Rasmussen（アキレス腱の炎症）を欠くことを余儀なくされた。さらに、Luca Raimund もウォーミングアップ中に負傷。これを受けて、DFBポカールでの SC Freiburg 戦からは Moritz Heyer、Zan Celar、Emmanuel Iyoha の3選手が新たにスタメンに名を連ねた。キーパーはキャプテンのFlorian Kastenmeier、その前にはKenneth Schmidt、Tim Oberdorf、Jesper Daland、そして Moritz Heyer の4人のディフェンスが並んだ。守備的MFには Tim Breithaupt と Anouar El Azzouzi が先発し、その前の列には Emmanuel Iyoha、Florent Muslija、Shinta Appelkamp が並んだ。そして最前線のストライカーには Zan Celar が起用された。

互いに拮抗した前半は、両チームとも決定的なチャンスを作れずスコアレスで折り返す。後半に入ると、Luca Sirch がフリーキックを直接決め、まずはアウェーのチームが先制。その3分後には追加点を許しリードを広げられたかと思われたが、VARによりノーゴールの判定に。そして84分、攻め続けたフォルトゥナが執念を見せる。Sima Suso がペナルティエリア内でシュートを放ち、ボールを見事に左隅へと突き刺し同点に追いついた。その後、試合は追加点なく終了し、勝ち点１を分け合った。

次の日曜日、11月9日13:30から、代表ウィーク前最後の試合が行われる。フォルトゥナはアウェーのHolstein-Stadionに乗り込み、昨季ブンデスリーガから降格したHolstein Kielと対戦する。