スターティングメンバー：2つのポジションを変更

Daniel Thioune監督は前節ホームにて2-1で勝利したHertha BSC戦の先発メンバーから2つのポジションを変更してKölnとのダービーに臨むことに。これにより、アペルカンプ真大とDzenan Pejcinovicがスターティングメンバーに名を連ね、Jona NiemiecとMoritz-Broni Kwartengはベンチスタートとなった。

 

前半：Kastenmeierの好セーブ

試合序盤、フォルトゥナはコンパクトに守備でほとんど相手にスペースを与えない。攻撃面ではMyron van Brederode (9分)とÍsak Jóhannesson (21分)がシュートを狙うも、先制点を奪うまでには至らない。一方、守備面では今日もフォルトゥナの守護神Florian Kastenmeierが好セーブを見せ、Linton Mainas (18分)とDejan Ljubicics (23分)のシュートをストップ。相手に得点を許さない。

 

ディフェンスは安定するも、オフェンスではチャンスを作れず

試合はKölnが主導権を握りながら進むも、フォルトゥナは堅い守備に重点を置き、相手に大きなチャンスを与えない。その分、Thioune監督率いるチームはオフェンスでの危険なプレーも少なくなり、お互いに決定機を作れないままスコアレスでハーフタイムへ。

 

後半：KainzのゴールでFCが先制

後半も序盤はお互いに大きなチャンスを作り出せない時間帯が続くが、67分、ついに均衡が破れる。Mainaにフォルトゥナの右サイドを突破されると、そこからの折り返しを後ろから走り込んできたKainzにゴールネットを揺らされ0-1に。

 

Vermeijのシュートはクロスバーを直撃！

ここでDaniel Thioune監督は交代カードを切り、Jona Niemiec、Vincent Vermeij、Andre Hoffmannの3人を投入。この交代で流れが変わり、フォルトゥナが相手ゴールに迫っていく。そして84分、Valgeir LunddalからのクロスボールをDanny Schmidtが逸らしたところに、最後はVermeijがボレーシュートを放つも、ここは惜しくもクロスバーに嫌われてしまう。

 

Jóhannessoのラストミニッツゴール

それでも試合はまだ終わっていなかった！Kölnのペナルティエリア内で相手DFのTimo Hübersが手を使ってクロスボールを阻止。このプレーに主審のMichael Bacher氏はPKの判断を下し、PKを獲得。このPKをJóhannessonがしっかりと決めてフォルトゥナが土壇場で1-1の同点に追いついた (90分)。試合はこのままタイムアップを迎え、フォルトゥナがアウェーKölnで貴重な勝ち点1を勝ち取ることに成功した。

 

次節はホームでFürthと激突！

フォルトゥナは次節、2月28日の夜(金曜日、18:30)にホームのMerkur Spiel-ArenaにてGreuther Fürthを迎え撃つ。