スターティングメンバー：新加入3人がメンバー入り

Daniel Thioune監督は、前節ホームにて1-0で勝利したHannover戦と同じメンバーでHerthaとのアウェー戦に臨んだ。しかし、ベンチには新加入の選手たちが名を連ね、Valgeir Lunddal、Myron van Brederode、Giovanni Haagはフォルトゥナで公式戦初のメンバー入りとなった。

前半：Kownackiの得点でフォルトゥナが先制

ベルリンのOlympiastadionで行われた試合は、立ち上がりから互角の展開が繰り広げられる。その中でもフォルトゥナは守備に面で非常に良いパフォーマンスを発揮し、相手にチャンスを作らせない。一方でHerthaの守備も堅く、簡単には突破することができない。それでも13分、フォルトゥナが良い位置でフリーキックを獲得すると、Ísak JóhannessonからのボールにDawid Kownackiがゴール前で合わせて先制点をマークし、1-0とする。

守護神Kastenmeierの好セーブ

BSCはそこから自分たちの流れを掴むのに少し時間を要したものの、27分にはフォルトゥナにピンチが訪れる。1本のスルーパスからDerry Scherhantに抜け出され、ゴールキーパーと1対1の場面を作られるも、ここはフォルトゥナの守護神Kastenmeierが素晴らしいセーブを見せ、相手に得点を許さない。前半途中、相手DFのLinus Gechterが肩を負傷し、長い間ピッチ上で治療を受けなければいけなかったため前半ロスタイムは9分となったが、Thioune監督率いるチームは最後まで集中を切らさず、1点リードのままハーフタイムへ。

後半：セットプレーからチャンス

後半立ち上がり、まずチャンスを作り出したのはフォルトゥナ。しかし、コーナーキックから最後にRossmannが放ったシュートは、ゴールライン際ギリギリのところでクリアされてしまう (52分)。その2分後、反対にフォルトゥナのミスを突いたHerthaがビッグチャンスを迎えるも、ここも再びKastenmeierが立ちはだかる (54分)。

ジョーカーNiemiecが追加点

後半途中、Daniel Thioune監督はFelix Klausに代えてJona Niemiecを投入。そして、Danny Schmidtに代わって入ったGiovanni Haagは、フォルトゥナで公式戦デビューを飾った。すると、この2人がすぐに得点に絡む活躍を見せる。Haagのフリーキックからゴール前でKownackiが落としたところに、最後はジョーカーNiemiecが押し込んで2-0に (66分)！

Van BrederodeとLunddalもデビュー

後半30分、”Alte Dame”ことHerthaも反撃を試みるも、Kastenmeierという大きな壁とポストにも嫌われ、フォルトゥナのゴールネットを揺らすことはできない。そして68分には、Myron van Brederodeが途中出場、そして81分にはValgeir Lunddalもピッチに立ち、デットラインデーに獲得した新加入3人がフォルトゥナで公式戦デビューを飾った。フォルトゥナはこの3人の新加入を含め、最後までチーム全員でリードを守り抜き、アウェーで貴重な勝ち点3を獲得することに成功した。これでフォルトゥナはまたリーグ首位に立っている。

次節はホームでのラインダービー

ダービータイム！フォルトゥナは来週土曜日 (9月21日)、ホームのMerkur Spiel-Arenaにて1.FC Kölnを迎え撃つ (13:00キックオフ)。