スターティングメンバー：PetersonとKarbownikが先発に復帰

Daniel Thioune監督は前節のEintracht Braunschweig戦から2つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。これにより、田中碧とRouwen Henningsに代わって、Kristoffer PetersonとMichal Karbownikが先発出場。フォルトゥナは4-1-3-2のシステムを起用し、ここ最近左サイドバックを務めていたEmmanuel Iyohaが、Dawid Kownackiと2トップを組む形てキックオフを迎えた。

前半：Yildirimのシュートはクロスバーを直撃

試合は立ち上がりからチャンスの多い展開となる。この試合、最初にビッグチャンスを作り出したのは相手チームだった。
スローインの後、Aygün Yildirimにゴールまで約18mの距離からミドルシュートを放たれるも、このショートはクロスバーを直撃 (7分)。しかしその直後、フォルトゥナも反撃を仕掛ける。アペルカンプ真大からのクロスをKownackiが頭で合わせるも、このシュートは僅かにゴール左へ逸れていく (8分)。その後も一進一退の攻防が続く中、次のチャンスは再びRegensburgに。Andreas Albersがペナルティエリア外からミドルシュートを放つも、ここはフォルトゥナの守護神Florian Kastenmeierのスーパーセーブで相手に得点を許さない (10分)。

フォルトゥナに立て続けにチャンス

その後は中盤での攻防が続き、フォルトゥナが徐々にポゼッション率を高めていくも、Regensburgも堅い守備から反撃を仕掛けてくる。すると33分、再びKastenmeierにスポットライトが当たる。再びAlbersのミドルシュートにKastenmeierが素晴らしい反応を見せ、その1分後にはSarpreet Singhに左サイドから強烈なシュートを放たれるも、ここもフォルトゥナの守護神が好セーブ (34分)。しかし、前半1番のビッグチャンスはフォルトゥナに。右サイドからドリブルで切り込んだIyohaが左足を振り抜くと、このシュートはゴール左ポストを直撃。さらに、その跳ね返りにアペルカンプが反応し、シュートを狙うも、ここは惜しくもゴール右へ逸れていく (38分)。こうしてスコアレスでハーフタイムへ。

後半：相手GKに2度の見せ場

後半立ち上がりもお互いにチャンスを作り出す。Singhが放ったミドルシュートは枠を外れ (53分)、一方フォルトゥナはKownackiがゴールを狙うも、相手GKのJonas Urbigが立ちはだかる (54分)。その2分後、相手GKが再びフォルトゥナの先制点を阻止。Kownackiのラストパスからペナルティエリア内へ侵入したJorrit Hendrixがループシュートを狙うも、ここもUrbigの好セーブの前にゴールネットを揺らすことができない (56分)。そこからRegensburgが得意のセットプレーで攻め込んでくるも、フォルトゥナは安定した守備を見せ、相手にチャンスを作らせない。

Kownackiの決勝点

試合は0-0のまま進み、時間が経つにつれて緊張感が増していく。それでも試合終盤は両チームともに多くのチャンスを作り出すことができず、中盤での攻防が続く。しかし、フォルトゥナが最後の最後で運を味方につける。途中交代で入ったFelix Klausがペナルティエリア内で相手DFに倒され、PKを獲得 (85分)。そして、このPKをKownackiが冷静に決め1-0に (86分)。そこからもちろん相手はパワープレーを仕掛けてきたものの、最後までしっかりと守り切ったフォルトゥナが、10月末以来となるアウェーでの勝利を掴み取ることに成功した！

次節はHeidenheimとのホームゲーム

次節は来週土曜日 (3月11日)、ホームにて20:30キックオフで1. FC Heidenheimを迎え撃つ。フォルトゥナはアリーナに多くのファンが集まることを期待している。