スターティングメンバー：多くの選手が復帰

ここ最近負傷離脱していたDawid KownackiとMatthias Zimmermann の2人が先発に復帰。また、Michal Karbownikも復帰を果たしてベンチ入り。そして前節と比較し、今日の試合にはJorrit Hendrixが先発に名を連ねた。

前半：フォルトゥナの電光石火

試合が始まって1分も経たないうちに、フォルトゥナが先制点を奪って見せる。相手のスローインをカットしたHendrixが右サイドを突破し、ゴール前のKownackiにラストパス。これをポーランド人ストライカーが落ち着いてゴールへ流し込み1-0に (1分)。フォルトゥナがこれ以上ないスタートを切る。その後、フォルトゥナがボールを保持しながらも、BraunschweigもDanilo Wiebe (6分)やImmanuel Pherai (10分)がシュートを放つなど、反撃を仕掛けてくる。それでも16分、フォルトゥナに追加点のチャンスが訪れる。ロングボールに抜け出したKownackiが、ペナルティエリア内で相手DFに倒されPKを獲得。しかし、キッカーを務めたRouwen Henningsのシュートは相手GKに阻まれPK失敗 (18分)。

Klarerのヘディングで追加点

そこからフォルトゥナが試合の主導権を握ると、25分には追加点が生まれる。 アペルカンプ真大からの素晴らしいフリーキックにChristoph Klarerが頭で合わせて2-0に。その後もフォルトゥナがゲームを支配しながらも、お互いにビッグチャンスを作り出すことができない。それでも前半終了間際、ゴール前でAndre Hoffmannに絶好のチャンスが訪れる。しかし、キャプテンのヘディングシュートは相手GKにセーブされてしまう (42)。

後半：Kastenmeierの不思議なオウンゴール

後半最初のチャンスを作り出したのはBraunschweigだった。Robin Kraußeにヘディングシュートを放たれるも、ここはFlorian Kastenmeierの好セーブでピンチを逃れる (48分)。一方、相手GKもKlarerのヘディングシュートに良い反応を見せ、両チームのGKが存在感を発揮する (51分)。試合開始から約1時間、また試合が動く。BraunschweigのKraußeがコーナーキックを直接狙うと、Kastenmeierがゴールライン上でキャッチしたかのように見えたものの、VARの結果、主審のSven Waschitzki-Günther氏はゴールラインを割っていたと判定し、Eintrachtに1点を返されてしまう (62分)。

Niemiecプロ初ゴール

このゴールで勢いづいたBraunschweigは、追加点を奪いに猛攻を仕掛けてくるも、最後のアタッキングゾーンで精度を欠く。一方のフォルトゥナはセットプレーで相手ゴールに迫り、フリーキックからAndre Hoffmannがヘディングで狙うも、ここは相手GKのスーパーセーブに阻まれる (71分)。そこからフォルトゥナはラインを低く取り、相手を攻め込ませてからカウンターを狙いにいくと、これが功を奏す。Zimmermannからのロングボールに途中交代で入ったJona Niemiec抜け出し、相手GKとの1対1を場面を迎えると、現在U23チーム所属のヤングスターは落ち着いてシュートをゴールに流し込み、トップチームで初ゴールをマーク。一度はオフサイドの判定となるも、1分に渡るVAR審議の結果、このゴールは認められ3-1に (85分)。そしてロスタイム7分、最後までリードを守り切ったThioune監督率いるチームが、見事ホーム3連勝を掴み取ることに成功した。

次節はRegensburgとのアウェー戦

フォルトゥナは来週土曜日 (3月4日)、今シーズンで最も移動距離の長いSSV Jahn Regensburgとのアウェー戦に臨む (13:00キックオフ)。