スターティングメンバー：Magdeburg戦から変更なし

Daniel Thioune監督は、前節2-1で勝利を収めた1. FC Magdeburg戦と同じメンバーでSC Paderbornとのホーム開幕戦に臨んだ。それに加え、復帰したRaphael Wolf (胃腸炎)とDaniel Ginczek (累積出場停止)が再びメンバー入りを果たした。

前半：怒涛の立ち上がり

試合は序盤から両チームともに攻撃的なサッカーを繰り広げ、試合開始から1分もしないうちにPaderbornに最初のチャンスが訪れる。相手FWのSirlord ContehがChristoph Klarerとの競り合いを制し、フォルトゥナの守護神Florian Kastenmeierと1対1の場面を迎えるも、最後のシュートはわずかにゴールの枠を逸れていく。一方で、すぐに反撃に出たフォルトゥナが先制点をマークする。アペルカンプ真大の素晴らしいスルーパスに抜け出したDawid Kownackiが相手GKとの1対1を迎え、これを落ち着いて決め1-0に (2分)。そのわずか4分後、Tim Oberdorfに追加点のチャンスが訪れるも、最後のシュートはクロスバーの上を越えていく。

Paderbornに同点弾を許すも、Henningsが追加点
しかし21分、Paderbornに同点弾を許してしまう。フォルトゥナの左サイドからJulian Justvanが中央に切れ込み、彼のスルーパスからFelix Platteにゴールネットを揺らされ試合は振り出しに。しかし、フォルトゥナはリアクションを見せる。左サイドでNicolas Gavoryからのボールを受けたアペルカンプが中央にラストパスを送り、これをゴール前でフリーのRouwen Henningsがボレーで合わせて2-1に (30分)。

後半：Platteの2点目は取り消しに

後半に入ると両チームともに守備を固め、お互い相手にほとんど何もさせない展開が続く。それでも後半最初のチャンスもSCPに。サイドからのクロスにPlatteが頭で合わせるも、ここはわずかにゴールの枠を逸れていく (59分)。そのわずか10分後、1-1の同点弾を決めたPlatteが再度フォルトゥナゴールに襲い掛かるも、このシュートはゴールの上へ。そして74分、ついにPaderbornに2-2となるゴールを奪われてしまうも、その前に相手FWがオフサイドポジションにいたため、このゴールは取り消しとなる。

デュッセルドルフの守備陣が相手の攻撃をシャットアウト

Magdeburg戦同様に、フォルトゥナが再び安定した守備力を発揮する。試合終盤、Thioune監督はJordy de Wijsを投入して3バックにシステムチェンジするなどして、相手の攻撃をシャットアウト。さらにロスタイムには、途中交代で入ったDaniel Ginczekに3-1とするチャンスが訪れる。Ginczekは相手GKを交わしにかかるも、タッチがやや大きくなり、最後のところで相手DFのMarcel Hoffmeierにクリアされてしまい、追加点には至らなかった。それでも、フォルトゥナが最後までしっかりと1点を守り切り、開幕2連勝で最高のシーズンスタートを切ることに成功した。

来週土曜日はドイツ杯第1回戦

フォルトゥナは来週土曜日(7月30日、18:00キックオフ)、ドイツ杯第1回戦でレギオナルリーガ・サウスウェスト(4部)に所属するKickers Offenbachと対戦する。