第12節・Fortuna Düsseldorf vs SC Paderborn 07
フォルトゥナがラストミニッツゴールでPaderbornに引き分け
土曜日の夜に行われた第12節、SC Paderbornとのトップゲームは1-1の引き分けに終わった!試合は後半、Valgeir LunddalのオウンゴールでParderbornに先制を許し、連敗かと思われたこの試合のラストプレー、相手DFのFelix Götzeのオウンゴールでフォルトゥナがなんとか1-1の引き分けに持ち込むことに成功した。
スターティングメンバー:Sobottkaがスタメンに復帰
Daniel Thioune監督は0-1で敗北を喫したMünsterとのアウェー戦から、3つのポジションを変更してPaderbornとのホームゲームに臨んだ。これにより、ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、Valgeir Lunddal、Andre Hoffmann、Tim Oberdorf、Emanuel Iyohaの4バックが並び、中盤にはMarcel Sobottka、Matthias Zimmermann、Ísak Jóhannessonを配置。そして最前線には右にFelix Klaus、左にTim Rossmann、中央にVincent Vermeijが入る形でキックオフを迎えた。これにより、Giovanni Haag、アペルカンプ真大、Mayron van Brederodeはベンチスタートとなった。
前半:Iyohaのオープニングシュート
フォルトゥナはまずまずの立ち上がりを見せたが、Paderbornもすぐに柔軟性を見せ、ポゼッションの中で何度もポジションチェンジを行いながら攻撃を仕掛けてくる。これにより、ゲームは中盤での攻防が多い展開に。それでも6分、Jóhannessonのクロスを相手DFがクリアしたこぼれ球にIyohaがダイレクトで狙っていくも、ここはゴールのわずかに右へ。
コンパクトに守備を行うPaderborn
その後、Thioune監督率いるチームが徐々に流れを掴み始めるも、非常にコンパクトで統一されたPaderbornの守備をなかなか突破することができない。一方で、ほとんどチャンスがなかったSCPは、前半に2度フォルトゥナのゴールに襲いかかるも、Luis EngelnsのシュートはKasteimeierが阻止し (22分)、Adriano Grimaldisのヘディングシュートはクロスバーの上を超えていく (39分)。
後半:Paderbornが先制
後半立ち上がりはフォルトゥナが良いスタートを切り、Zimmermann (46分)とKlaus (47分)が立て続けにシュートを放つも、ここは相手GKの正面へ。反対にPaderbornはカウンターアタックでチャンスを伺ってくる。すると61分、不運な形でリードを奪われる展開に。Aaron Zehnterからのニアサイドへの折り返しが、Valgeir Lunddalに当たってゴールに吸い込まれ0-1に!これで1点を追いかける展開となったフォルトゥナは、すぐにギアを上げて同点弾を奪いにいく。71分、Rossmannに絶好のチャンスが訪れるも、彼のシュートはSCPのゴールキーパーMarkus Schubertにセーブされ、ゴールネットを揺らすことができない。
ラストミニッツゴールで同点に!
試合終盤、SCPは途中交代で入ったSven Michelのシュートがクロスバーを直撃 (79)。一方でフォルトゥナはなかなか決定機を作り出すことができない。それでもこの試合のラストプレー、フォルトゥナにラッキーパンチが待っていた!Giovanni HaagからのクロスボールがFelix Götzeのオウンゴールを誘い、1-1に (90分+5分)。こうして、最後まで諦めなかったフォルトゥナが最後の最後で同点に追いつき、貴重な勝ち点1を獲得した。
次節はElversbergとのホームゲーム
来週の代表ウィークの後、フォルトゥナは11月23日(土)の13:00キックオフでMerkur Spiel-ArenaにてSV Elversburgを迎え撃つ!なお、この試合はFortuna Für Alleの一環として入場料無料で開催する今季2回目のホームゲームとなる。