第18節・Hertha BSC vs Fortuna Düsseldorf
2-2!フォルトゥナがHertha BSCを相手に勝ち点1を獲得
後期開幕戦、フォルトゥナはHertha BSCに2-2で引き分け、勝ち点1を獲得することに成功した。デュッセルドルフはÍsak JóhannessonとChristos Tzolisが得点をマークし、Tzolisはさらに2回勝ち越しゴールを奪うチャンスがあったが、惜しくもそのチャンスをものにすることができなかった。
スターティングメンバー:キャプテンが復帰!
Daniel Thioune監督は4-3-3のシステムでこの一戦に臨むことに。ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、Tim Oberdorf、Andre Hoffmann、Jordy de Wijs、Emmanuel Iyohaが4バックを形成。中盤にはYannik Engelhardt、田中碧、Ísak Jóhannessonが並び、最前列にJona Niemiec (右)、Christos Tzolis (左)、Vincent Vermeij (中央)に入る形でキックオフを迎えた。
前半:Herthaが先制
試合立ち上がりは両チームともに様子をうかがう展開となる。お互いにコンパクトな守備でスペースを与えず、ポゼッション率はフォルトゥナの方が少し高いものの、両チームともにアタッキングゾーンで決定的なチャンスを作り出すことができない。しかし30分、一瞬の隙を突かれ、カウンターからHaris Tabakovicに先制点を奪われてしまう。
Jóhannessonの同点弾、Scherhantの追加点
さらに42分、スルーパスに抜け出したTabakovicにシュートを放たれるも、ここはポストを直撃し、ピンチを逃れる。するとその2分後、相手のクリアミスに反応したJóhannessonが右足のシュートをファーサイドに流し込んで試合を振り出しに戻す (44分)。しかし前半終了間際、ビリドアップの際にKastenmeierのパスがカットされ、そのままDerry Scherhantに強烈なシュートを決められて再びリードを許してしまう (45分)。こうして1-2でハーフタイムへ。
後半:フォルトゥナが2度PKを獲得
それでも後半、フォルトゥナは素晴らしいスタートを切る。ドリブルで突破したNiemiecが相手ペナルティエリア内でMarc Oliverに倒されPKを獲得すると、このPKをTzolisがしっかりと決めて2-2に (49分)。そしてその僅か5分後、まったく同じ流れから再びNiemiecがペナルティエリア内で相手DFに倒され、またもやPKを獲得。しかし、Tzolisのシュートはゴール左に逸れ、勝ち越しゴールを奪うことができない (56分)。
フォルトゥナが猛攻を仕掛けるもゴールを奪うことができず
これでも流れを掴んだフォルトゥナは猛攻を仕掛け、追加点を奪いに行く。60分、JóhannessonからのピンポイントクロスにVermeijが頭で合わせるも、ここはゴールの僅か右へ。後半終盤、Daniel Thioune監督はNiemiecとVermeijに代え、フレッシュなDennis JastrzembskiとChristoph Dafernerを投入。そこから決勝点を狙う両チームの一進一退の攻防が続き、試合終了間際にはTzolisにビッグチャンスが訪れるも、左足で放ったシュートは僅かにゴールの枠を捉えることができず (90分)。試合はこのままタイムアップを迎え、後期開幕戦は勝ち点1を分け合う結果となった。
次節:”Fortuna für alle”、St. Pauliとのホームゲーム!
フォルトゥナは1月27日(土)、リーグ首位のFC St. PauliをホームのMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ (20:30キックオフ)。なお、このトップゲームは”Fortuna für alle”として入場料無料で開催するホームゲーム第2戦となる。