ANDRE HOFFMANN:「我々は上を目指している」
フォルトゥナのキャプテンがインタビューに登場
今週日曜日の13:30キックオフで行われるブンデスリーガ2部の第18節、 Hertha BSC戦を前に、Andre Hoffmannがインタビューに登場。このインタビューの中でフォルトゥナのキャプテンは、自身の復帰やトレーニングキャップでさらに高まったチームスピリット、そして今週日曜日のHertha戦について語ってくれた。
ホフィ、今週末にはHertha BSCとのアウェー戦でリーグ後期が開幕するけど、今の気持ちを教えてくれる?
Andre Hoffmann:「テストマッチやトレーニングと公式戦は全く違います。だからこそ、みんな楽しみにしています。私にとっては長い間ピッチに立っていなかったので、みんなより楽しみな気持ちが少し大きいかもしれませんね」
昨年9月に負った肩の怪我から完全復帰し、徐々にコンディションも戻ってきてると思うけど、ようやくピッチの上でチームの力になれることも含め、今自分自身の感覚としてはどうかな?
Hoffmann:「トレーニングや試合で常にピッチに立ち、チームの力になる。それがすべてです。それが離脱していた間、私に欠けていたものでした。その点ではトレーニングキャンプは非常に価値のある時間でした。多くのトレーニングをこなし、テストマッチは1分1秒が私にとって重要でした。そこで自分のプレーの最終調整もできました。日曜日を迎える準備はできています」
シーズン前半戦を終えて、フォルトゥナは勝ち点30ポイントで4位と良い位置にいるけど、後半戦に向けてプレシーズンではどのような調整を行なったの?
Hoffmann:「シーズン前半戦は素晴らしいパフォーマンスだったと思います。多くの壁を乗り越えなければなりませんでした。怪我人も多く、長期離脱した選手もいました。我々のチームは人数が少ないですが、それが長所にもなります。我々はシーズン前半戦、チーム一丸となり、素晴らしい個性を発揮して多くの試合を自分たちのものにしました。もちろん、もっと試合をコントロールできていれば良かったですし、そうすれば失点も少なくできたでしょう。プレシーズンでは前半戦でうまく機能したものを土台に、その試合をコントロールするという部分の改善に努めました」
プレシーズンを総括しての評価は?
Hoffmann:「トレーニングキャンプではチームスピリットをさらに強化できました。新加入のChristoph Dafernerも上手くチームに馴染んでいます。しっかりトレーニングを行い、テストマッチでもいくつか試すことができました。トレーニングキャンプでは全体的に大きな進歩を遂げることができたと思います。日曜日にはついに勝ち点を賭けた戦いに復帰できることを嬉しく思います」
ベルリンのKay Bernstein会長の急死による、日曜日のHertha戦への影響について。
Hoffmann:「このことについて話すのは私も難しいです。最も重要なことは、ベルリンのすべての方に深い哀悼の意を表することです。とても悲劇的なことですし、このような状況でサッカーやスポーツだけに集中するのは簡単ではありません。しかし、それが我々の仕事でもあります。この試合は非常にエモーショナルなものになるでしょう」
スポーツ面でHerthaはウィンターブレイク前に調子を取り戻して、リーグ戦では7試合無敗をキープしていることからもシーズン後半戦の目標を高く掲げていることは間違いないと思うんだけど、ベルリンにはどんな強みがあって、チームとしてどのような課題があるのかな?
Hoffmann:「前期では我々が1-0で勝ちました。とはいえ、今は違うチームだと思います。選手がという意味ではなく、彼らはブンデスリーガから降格した後、共に成長する時間が必要だっただけです。彼らはシーズン前半戦の間に安定感を取り戻し、その個々のクオリティでリーグ屈指のチームになりました。前期よりも難しい戦いになることは間違いないですが、それでも我々は日曜日に勝ち点を掴み取りに行きます」
約4600人のサポーターがベルリンに同行してくれるけど、それはやっぱり大きなモチベーションになるかな?
Hoffmann:「アウェーでもホームでも、このサポートはチームにとって常に良いものです。シーズン前半戦でも雰囲気は本当に素晴らしかったですし、いくつもの試合に逆転勝利できたのも、ビハインドを負ってからも応援し続けてくれるサポーターがいたからです。それが我々の背中を押してくれました。例えば、マグデブルグでの2勝も現地で素晴らしい応援をしてくれたサポーターのおかげです。今回も相当な移動距離があるにも関わらず、多くのファンがベルリンまで一緒に来てくれます。我々にはそれに応える義務があります」