本来の強さを取り戻した”ALTE DAME”
対戦相手チェック:Hertha BSC
後期開幕戦!1月21日(日)、フォルトゥナはベルリンのOlympiastadionにて13:30キックオフでHertha BSCとのアウェー戦に臨む。ここでは首都ベルリンでの一戦を前に、対戦相手をチェックしていく。
指揮官:Pál Dárdai監督は、Sandro Schwarz監督の後任として2023年の4月から”Alte Dame”ことHertha BSCの指揮をとっている。ハンガリー出身のDárdai監督はこれまでにも2度(2015年から2019年までと2020年から2021年まで) Herthaで指揮官を務めた経験を持ち、1997年から2012年までは自身が選手としてこのクラブでプレーしていた。
- 年齢:47歳
- 出身地:Pécs (ハンガリー)
- Herthaの監督に就任:2023年4月16日
- 現在、2部リーグで獲得している平均勝ち点:1.47ポイント / 1試合
統計:Hertha BSC は前期を終えた時点で勝ち点25ポイントを獲得し、7位につけている。なお、フォルトゥナとの勝ち点差は5ポイントとなっている。
- 7位 | 7勝4分6敗 | 勝ち点25 | 得失点 7 (33:26)
Dárdai監督率いるチームはドイツ杯第3回戦でPK戦の末、Hamburger SVを下して準々決勝にも進出している。
フォーム: シーズン序盤は5試合でわずか勝ち点3という不調なスタートを切ったHerthaだったが、前半戦終盤には本来の強さを取り戻すことに成功。ウインターブレイク前のリーグ戦7試合では、3勝4分で無敗をキープ。冬のプレシーズンはErzgebirge AueとRangers FCに勝利し、KV Mechelenに敗戦を喫していた。
直近5試合の戦績
- テストマッチ | Rangers FCに1-0で勝利
- テストマッチ | KV Mechelenに0-3で敗戦
- テストマッチ | Erzgebirge Aueに2-0で勝利
- ブンデスリーガ2部、第17節 | VfL Osnabrückに0-0の引き分け
- ブンデスリーガ2部、第16節 | 1. FC Kaiserslauternに2-1で勝利
特徴
- デュエルの強さ:Hertha BSCはリーグで最もデュエルの強いチームのひとつで、守備で合計1748回のデュエルに勝利している。シーズン前半戦でこれより多くのデュエルに勝利したのはVfL Osnabrückだけとなっている。
- スペクタクルな攻撃陣:フォルトゥナとHertha BSCの対戦では、リーグで最も攻撃力のある2チームが激突する。フォルトゥナがこれまで37得点を挙げているのに対し、Herthaは33得点をマークしている。
- ストライカーの対決:またこの試合はVincent VermeijとHaris Tabakovicのストライカー対決でもある。この2人はシーズン前半戦を終えて9得点を記録しており、どちらもブンデスリーガ2部の得点ランキング2位につけている。
選手 & スターティングメンバー:Pál Dárdai監督はフォルトゥナとの一戦にFlorian NiederlechnerとFabian Reeseという主力選手を欠くだけでなく、キャプテンのToni Leistnerも欠場することが決まっている。なお、Herthaは冬の移籍期間に補強はしていない。
- 欠場する選手:Florian Niederlechner、Agustín Rogel、brahim Maza、Palkó Dárdai、Bence Dárdai、Fabian Reese、Toni Leistner、Jonjoe Kenny
- キャプテン:Toni Leistner | CB
- チームの得点王:Haris Tabakovic | FW | 9得点
- チームのアシスト王:Fabian Reese | FW | 4アシスト
- フォーメーション:4-2-3-1
- 予想スタメン:Ernst – Pekarik、Gechter、Kempf、Karbownik – Klemens、Bouchalakis、Winkler、Prevljak、Scherhant – Tabakovic