好調をキープしている”STÖRCHE”

対戦相手チェック：HOLSTEIN KIEL

リーグ第16節、フォルトゥナは12月10日(日)にホームのMerkur Spiel-ArenaにてHolstein Kielを迎え撃つ (13:30)。ここでは、そんな今年ホーム最終戦での対戦相手をチェックしていく。

指揮官：Marcel Rapp監督は、2021年の10月から”Störche (コウノトリ)”ことHolstein Kielの指揮をとっている。44歳のRapp監督がプロチームで指揮をとるのはKielが初めてで、これまではTSG 1899 Hoffenheimで様々なユースチームを率い、2018年から2020年までの間には暫定的ではあるが13試合だけトップチームの指揮をとっていた。

• 年齢：44歳
• 出身地：Pforzheim
• Nürnbergの監督に就任：2021年10月4日
• 現在、2部リーグで獲得している平均勝ち点：1.93ポイント / 1試合

 
統計：Holstein Kielは昇格争いの真っ只中にいる。Kielは今季ここまで、15試合で勝ち点29ポイントを獲得し、現在2位につけている。

• 2位 | 9勝2分4敗 | 勝ち点29 | 得失点 6 (29:23)

 

フォーム： 好調をキールしているKielは、直近のリーグ戦3試合に勝利を収め、リーグのトップグループに位置している。HSV戦での勝利 (4-2)に続き、1. FC Kaiserslauternも3-0で下し、そして先週末はWehen Wiesbadenを相手に3-2で勝ち切り、3連勝を記録している。

 

直近5試合の戦績

• ブンデスリーガ2部、第15節 | SV Wehen Wiesbadenに3-2で勝利
• ブンデスリーガ2部、第14節 | 1. FC Kaiserslauternに3-0で勝利
• ブンデスリーガ2部、第13節 | Hamburger SVに4-2で勝利
• ブンデスリーガ2部、第12節 | VfL Osnabrückに1-1の引き分け
• ドイツ杯第2回戦 | 1. FC MagdeburgにPK戦の末、3-4で敗退

 

 

特徴

• トップゲーム：フォルトゥナはこの試合に勝てばHolstein Kielを追い抜き、少なくとも3位に浮上することができる。
• 空中戦の強さ：Kielはヘディングでのデュエルで圧倒的な強さを誇る。Rapp監督率いるチームがここまでの15試合、ヘディングで勝利した回数は353回で、これはリーグ最高の数字となっている。
• 対人の強さ：Kielはヘディングだけでなく、対人でも強さを見せている。しかし、1試合の平均ファウル数は13回を超えており、これはリーグで2番目に多い数字となっている。
• 豊富な運動量：”Störche”のプレースタイルは非常にインテンシティが高い。走行距離、スプリントの回数、インテンシブラン、全てのカテゴリーで、Kielはリーグでトップ６に入っている。

 

選手 & スターティングメンバー：現在、Kielに怪我人や累積出場停止の選手はいないため、Rapp監督はフォルトゥナとの一戦にフルメンバーで臨むことができる。

• 欠場する選手：なし
• キャプテン：Philipp Sander | ZMF
• チームの得点王：Benedikt Pichler | フォワード | 7得点
• チームのアシスト王：Tom Rothe | 左サイドバック | 3アシスト
• フォーメーション：4-3-3 / 3-4-1-2 
• 予想スタメン：Weiner – Ivezic、Erras、Kleine-Beckel – Porath、Sander、Holtby、Rothe、Skrzybski – Pichler、Arp