「どんな時も相手を過小評価してはいけない」

記者会見：OFFENBACHとのドイツ杯第1回戦を前にしたDANIEL THIOUNE監督のコメント

ドイツ杯が開幕する！7月30日(土)の18:00キックオフで、フォルトゥナは敵地Bieberer BergにてKickers Offenbachと対戦する。そんなドイツ杯第1回戦を前にした記者会見で、Daniel Thioune監督が述べた重要なコメントは以下の通り。

Daniel Thioune監督…

 

…Kickers Offenbachについて：

「Offenbachに向かうのを楽しみにしています。例えば、私はJimmy Hartwigとの素晴らしい思い出がありますし、私自身もBieberer Bergでプレーしたことがあります。あそこはKickersが大活躍しているので、とても熱狂的な雰囲気があります。我々にとっては挑戦になるでしょう。Kickersはなんとしてもレギオナルリーガから抜け出したいと考えています。Köln戦など、このプレシーズンでのテストマッチを見ましたが、そこで彼らがリーグで良い役割を果たせることを証明していました。”ダビデとゴリアテ”の戦いなどではありません。どんな時も相手を過小評価してはいけません。私はこれまで何度も負け犬の役回りを経験しましたし、格上の相手にも勝てるということを知っています」

 

…Kickersの強みについて：

「最近は中盤をダイヤモンドの形にして試合に臨むことが多くなっています。新加入のBjörn Jopekは高いクオリティを持った選手ですし、Philipp Hosinerは得点力の高い選手です。彼らはエキサイティングなチームであり、選手たちは観客のサポートを後押しに、ピッチで強烈なインパクトを与えてくるでしょう。ボールを奪取するたびにファンからの歓声があるかもしれません。Kickersは高いクオリティを持つチームですが、我々はどのようにプレーしたいかというアイデアを持っており、それをピッチで表現できると確信しています」

 

…フォルトゥナの戦い方について：

「リーグ戦に比べ、ポゼッションする時間を増やしたいと思っています。気づかなかったかもしれませんが、今季最初の2試合において自分たちがボールを持っている時のプレーに関しては、上手く思うようにいかないことが多々ありました。その部分を修正していくのはこれからの課題です。もちろん何をしたいのか、どのスペースを使いたいのかということは、今詳しく話しませんが、我々はアクティブでインテンシブなサッカーをしたいと思っています。それが、私が選手を評価する上での基準です。試合はおそらく序盤で決着はつかないと思うので、忍耐が必要となるでしょう」

 

…選手について：

「残念ながら内野貴史は前脛腓靭帯断裂の大怪我を負ってしまいました。金曜日に手術を行う予定です。我々は彼を長期間に渡り欠くこととなります。他には、Emmanuel Iyoha、Nana Ampomah、Matthias Zimmermann、Jakub Piotrowskiが欠場します」

 

…スタメン変更の可能性について：

「チームとしてMagdeburg戦とPaderborn戦で良いパフォーマンスを見せたので、特に変更する理由はありません。Florian Kastenmeierがゴールマウスを守ります。Jordy de Wijsに関しては、トレーニングの遅れを取り戻すのに後2、3週間かかりそうなので、少し考えます。Rouwen Henningsは怪我の関係で少し遅れて準備期間の練習に合流しましたし、Daniel Ginczekが再び出場できるようになったので、負荷を軽減させることも考えます。また、Kristoffer Petersonもコンディションが良いので、その部分で変更を加える可能性はあります」

 

…NLZの選手たちについて：

「Daniel Bunkは共にOffenbachへ向かいます。彼が出場時間を得られるかどうかはまだわかりません。また、Tom Geerkensは昨日も共にトレーニングを行いました。彼もチームと共にOffenbachに行きのバスに乗るでしょう」