リーグ残留を目標とするチーム
対戦相手チェック:1. FC Magdeburg
いよいよ2022/23シーズンの2部リーグが開幕する!フォルトゥナ・デュッセルドルフにとっては、7月16日(土)の20:30キックオフで行われる1. FC Magdeburgとのアウェー戦で今シーズンが幕を開ける。ここでは、昨シーズン2部昇格を果たした対戦相手をチェックしていく。
圧倒的な力で3部リーグを制覇
1. FC Magdeburgにとっては、2018/19シーズンに続き、2度目のブンデスリーガ2部参戦となる。昨シーズン、Christian Titz監督率いるチームは、昇格にふさわしい好成績を収めていた。最終的に2位のEintracht Braunschweigと14ポイントの勝ち点差をつけ、圧倒的な強さで優勝。なお、3部リーグで1位と2位の差がこれだけ開いたことはこれまでにない。FCMを取り巻く多幸感も、それと同じように非常に大きいものとなった。
テストマッチは5戦4勝
しかし、3部リーグ王者にとって今シーズンは、まずリーグ残留が目標となる。Magdeburgは、可能な限り降格の危機と無縁のシーズンを過ごしたいと考えている。このプレシーズン、Titz監督率いるチームは満足のいく結果を出しており、テストマッチ5試合ではブンデスリーガのUnion Berlinに敗戦 (1-4)を喫したものの、それ以外の4試合にはすべて勝利している。
Atikが攻撃を牽引
攻撃面では2部リーグでも彼らの強みを活かし続けることができるだろう。Magdeburgには昨季もチームの攻撃を牽引したアタッカーのBaris Atikに加え、元日本代表の伊藤達哉とJason Cekaという強力なサイドアタッカーが所属している。攻撃の中心となるのは、3部リーグ35試合で19得点22アシストを記録したAtikだ。彼が記録した41スコアラーポイントは、3部リーグでの新記録にもなっている。一方、守備面では中心選手2人がチームを去ることに。リーグのライバルであるSC Paderbornへ移籍したキャプテンのTobias Müller、右サイドバックのRaphael Obermairの穴を埋めることはチームにとっての課題となるだろう。



