フォルトゥナがTWENTE ENSCHEDEに敗戦
Paul- Janes-Stadionにて1-5で敗北
フォルトゥナは今シーズンの2部リーグ開幕前最後の試合で敗北を喫した。Paul-Janes-Stadion にてエールディヴィジ (オランダ1部リーグ)に所属するTwente Enschedeと対戦したフォルトゥナは、105分後に1-5で敗戦。試合はRouwen Henningsの直接フリーキックで先制したものの、Twenteに逆転を許す展開となった。
スターティングメンバー:Thioune監督が3バックを起用
Daniel Thioune監督は、ゴールキーパーFlorian Kastenmeierの前に、完全移籍後初の出場となったJordy de Wijs、新キャプテンのAndre Hoffmann、Christoph Klarerの3バックを配置。サイドハーフには右にFelix Klaus、左にNicolas Gavoryが入り、アペルカンプ真大、田中碧、Marcel Sobottkaが中盤を形成。そして、最前線にDawid KownackiとRouwen Henningsが入る形でキックオフを迎えた。なお、現在Twenteに所属している元フォルトゥナのゴールキーパーLars Unnerstallは、怪我のためスタンドからの観戦となった。
前半:Henningsの直接フリーキックでフォルトゥナが先制
試合立ち上がり、フォルトゥナが良いスタートを切る。Koblenz戦と同じように、Rouwen Henningsが直接フリーキックを決めてフォルトゥナが先制に成功 (8分)。その10分後、フォルトゥナがこの試合初めてピンチを迎えるも、KastenmeierがSam Steijnのシュートに素晴らしい反応を見せ、得点を許さない (18分)。それでも32分、Vaclav Cernyに強烈なシュートを決められ、試合は振り出しに。一方のフォルトゥナも、右サイドでボールを奪ったKlarerがドリブルで相手ペナルティエリアまで侵入し、Henningsに絶妙なクロスを送るも、Henningsのシュートは惜しくもTwenteゴールの僅かに上を越えていく (40分)。
後半:Twenteが逆転
フォルトゥナとTwenteは、前半45分、その間に15分、後半45分という変則した試合時間で合意していた。後半に入ると、オランダのチームにリードを奪われてしまう。72分、カウンターからDaan Rotsにゴールネットを揺らされ1-2に。その直後、Tim Oberdorfが同点にするチャンスを得るも、最後のシュートはゴールの枠を捉えられない (76分)。すると、相手チームに追加点を許してしまう。Manfred UgaldeのヘディングシュートにはKastenmeierが素早く反応したものの、そのこぼれ球をCasper Staringに押し込まれ1-3に (79分)。一方のフォルトゥナもチャンスを作り出し、GavoryがJakub Piotrowskiに完璧なクロスを送るも、”Kuba”のボレーはタッチダウンはゴールの上を越えていく (80分)。すると今後は、ロングボールに抜け出したRotsに追加点を奪われ1-4とされてしまう (93分)。さらに、試合終了間際にはPKを献上し、このPKをMichel Vlapに決められ、最終的には1-5で悔しい敗戦を喫した。
来週にはブンデスリーガ2部リーグが開幕し、フォルトゥナは7月16日(土)の20:30キックオフで、アウェーにて1. FC Magdeburgと対戦する。



