「フォルトゥナとデュッセルドルフにとって特別な日」
フォルトゥナの女子U17チームが初の公式練習を実施
ついにフォルトゥナの女子サッカーチームが始動!月曜日の夜、フォルトゥナ初の女子チームである女子U17チームがArena-Sportparkにて初の公式練習を実施。練習前にはAlexander Jobst会長がAnestis Tsentemeidis監督とチームにボールを手渡し、人工芝のピッチで最初のトレーニングを行った。
女子U17チームは月曜日の夜に行われたトレーニングで、コーンドリブルでの競争、ボールを使った様々な技術練習、シュート練習、そして最後はミニゲームを実施。トレーニング終了後、フォルトゥナTVのインタビューに応じた選手のEliza Bilaliは、「私たちにとっては大きな挑戦ですが、高いレベルでトレーニングができています。この時をずっと待っていました!」と、ついにチームが始動したことに喜びを見せた。また、チームメイトのElisabeth Stumpfも「私は小さい頃から、なぜフォルトゥナには女子チームがないのだろうと思っていました。自分がプレーできる年齢でその時がきたことを本当に嬉しく思います」とコメント。
選手たちだけでなく、クラブ全体がフォルトゥナの女子サッカーが始動したことを喜んでおり、初練習に姿を見せたAlexander Jobst会長は「フォルトゥナにとって、またデュッセルドルフの街にとっても特別な日となりました。我々は市内のクラブと共に女子サッカーを促進していく方法を見つけられたことを非常に嬉しく思います。今日、フォルトゥナの女子U17チームがここで練習していることは、とても重要なステップです。一歩一歩これから数年をかけて、他のカテゴリーの女子チームも始動していくこととなります」と説明。また、女子ドイツ代表の妹を持つTim Oberdorfもトレーニングに姿を見せていた。
月曜日の夜、フォルトゥナの最も新しいチームはMerkur Spiel-Arenaの隣にあるグラウンドで約1時間半のトレーニングを実施。チームの第一印象に満足感を見せたAnestis Tsentemeidis監督は、「まだまだ課題はありますが、彼女たちがどの分野でプレーしていた選手なのかを考えれば、すでに十分なレベルだと思います。意志と基本となる前提条件は揃っています」と述べている。
そして、今シーズンからスタートする女子U17チームは、フォルトゥナの女子サッカーにとっての最初の一歩であり、2023/24シーズンには女子トップチーム、その1年後には女子U23チームが活動を開始する予定となっている。リーグにおいては、法令に基づき、1番下のリーグから戦っていくこととなる。フォルトゥナは女子サッカー部門を設立したことで、デュッセルドルフ女子サッカー連盟に加盟。また、フォルトゥナの女子サッカーチームはこれよりFacebookとInstagramでも独自のアカウントを持ち、情報を発信していくこととなる。



