準備期間最初のトレーニングが終了
トップチームが500人のファンの前で公開練習を実施
フォルトゥナが再びグラウンドに!ここ2日間でメディカルチェクやさまざまなテストを行ったチームが、6月12日(日)の午後、2022/23シーズンに向けて最初のチーム練習を実施した。今季最初のトレーニングはコロナパンデミックが始まって以来、初めてファンの前で開催され、Arena-SportparkにあるKleine Kampfbahnには500人のファンが集まり、素晴らしい天気の下でトレーニングを見学した。
16:30、Daniel Thioune監督率いるチーム (フィールドプレーヤーが15人、ゴールキーパーが3人)がグラウンドに姿を見せた。田中碧、内野貴史 (共に日本代表に帯同中)、Dawid Kownacki、Nana Ampomah (共に数日後にチームに合流)の4人は、今日のトレーニングを欠席。トレーニングは、Andreas GrossアスレティックコーチとU23チームからプロに加入したEngim Cicemアスレティックコーチのもとで15分間のウォーミングアップを行った後、ボールを使った最初のメニューを実施。まずは”ジャンケン”で勝った選手が先にシュートを打てるという遊びを交えたシュート練習を行い、75分間に及んだトレーニングの最後には8対8のゲームを実施した。
そんな今季初練習の様子は、フォルトゥナTVがYouTubeチャンネルで生配信していた。今日行われたトレーニングをもう一度試聴したい方はこちらから。また、この生配信には数多くのインタビューゲストが登場。トレーニング前にはKlaus Allofs役員 (スポーツ&コミュニケーション)がスタジアムのアナウンサーを務めたAndré Scheidtからの質問に答え、「トレーニングキャンプ前にファンの皆さんにチームを紹介したいと考えていたので、今日このような形で最初のトレーニングを行うことができて嬉しく思います」とコメント。トレーニング中には、Christian WeberスポーツダイレクターとSascha Röslerチームマネージャーがゲストとして登場し、メディア部署のTino Polsterチーフとともにトレーニングについてコメントした。そしてトレーニング後には、Daniel Thioune監督がAndré Scheidtからのインタビューに応じ「今日はとても特別な日になりました。またファンの皆さんの前でトレーニングを楽しむことができました。本当に楽しかったです。選手たちは休暇でまたパワーを充電をしました。我々はこれからの数週間、数ヶ月を楽しみにしています。まずは守備の部分をトレーニングで確認し、トレーニングキャンプでは自分たちがどのようにサッカーをするかという部分にフォーカスします」と述べている。
Thioune監督がインタビューに応じている間、フォルトゥナの選手たちはファンと写真撮影を行ったり、サインの要望に応じたりと、コロナパンデミックの影響で触れ合う機会がほとんどなかったファンとの交流を楽しむことに。こうしてトレーニング終了から30分後、アペルカンプ真大とAndre Hoffmannが最後にグラウンドを後にしていた。
フォルトゥナはこれから1週間、デュッセルドルフでトレーニングを行い、6月18日(土)にはBandsbuschのスタジアムにて、オーバーリーガに所属するVfB Hildenとテストマッチを実施する (16:00キックオフ)。そして、チームはその2日後にオーストリアへ移動し、6月20日(月)から27日(月)までトレーニングキャンプに入ることとなる。
なお、ブンデスリーガ2部は7月15日から17日の週末に開幕することとなっており、フォルトゥナの開幕戦の対戦相手はドイツサッカー協会 (DFL)が2022/23シーズンの試合日程を発表する今週金曜日(17日)に決定する。



