Bericht

2022/05/15 | ニュース

第34節・FC St. Pauli vs Fortuna Düsseldorf

フォルトゥナがFC St. Pauliに0-2で敗戦

第34節、12試合連続無敗で今季最終戦にDaniel Thioune監督率いるフォルトゥナは、FC St. Pauliを相手に初の敗北を喫した。Marcel HartelとAdam Dzwigalaに得点を奪われ、結果は0-2で敗戦。これによりフォルトゥナはリーグ10位でシーズンを終えることとなった。

スターティングメンバー:6つのポジションを変更

Daniel Thioune監督は前節のスタメンから6つのポジションに変更し、今季最終戦に臨んだ。まず、Raphael Wolfがゴールマウスに入り、Tim Oberdorf、Leonardo Koutris、Edgar Prib、Khaled Narey、Rouwen Henningsが先発に名を連ねることに。そして、Florian Kastenmeierアペルカンプ真大は怪我で欠場し、Emmanuel Iyoha、Kristoffer Peterson、Nicolas Gavory、Jakub Piotrowskiはベンチスタートに。フォルトゥナは3-4-3のシステムでキックオフを迎えた。

 

前半:Hartelに最初のチャンス

試合立ち上がり、Marcel Hartelに最初にチャンスが訪れる。Luca-Milan Zanderからのロングボールに抜け出したHartelにシュートを放たれるも、ここはAndre Hoffmannが最後のところでブロックし、ピンチを逃れる (4分)。その数分後、Christoph KlarerとHartelの頭同士が衝突し、Hartelはプレーを続けられた一方で、Klarerは鼻からの出血がありピッチから運び出され、そのまま負傷交代を余儀なくされてしまう (11分)。これでThioune監督はKlarerに代えてPiotrowskiを投入し、4バックのシステムに戻すことに (14分)。前半の途中、フォルトゥナは相手のゴール前で立て続けにチャンスを作り出すも、Felix Klaus (22分)とKoutris (25分)が放ったシュートは、どちらもゴールネットを揺らすまでに至らない。

 

RitzkaのシュートにWolfが好セーブ

全体的にホームのSt. Pauliが試合の主導権を握る中でも、フォルトゥナは集中したディフェンスを見せる。38分、 Lars Ritzkaにゴールまで約23mの距離からミドルシュートを放たれるも、ここはフォルトゥナのGKであるWolfがスーパーセーブを見せ、相手にゴールを許さない。さらにJackson Irvine (42分&45分+1)やKoutris (45分)がトライするも、ここは大きなチャンスには繋がらず。こうしてスコアレスでハーフタイムへ。

 

後半:相手のスーパーゴール

後半も同様に、St. Pauliがフォルトゥナにプレッシャーを掛け、彼らがボールを奪ってから素早く攻撃に移るという前半と似たような展開となる。すると後半開始から数分後、フォルトゥナは”Kiezkicker”に先制点を奪われてしまう。中央でボールを受けたEtienne AmenyidoがHartelにラストパスを送ると、これをHartelに見事なシュートでゴールネットを揺らされ0-1に (65分)。その後は何度も交代があったり、ホームチームの選手のエモーショナルな別れなどでお互いに試合の流れが掴めない展開となるも、試合終盤にはSt. Pauliが追加点をマーク。コーナーキックから、途中交代で入ったAdam Dzwigalaに頭で合わせられ0-2に (83分)。こうして、12試合連続で負けなしをキープしていたフォルトゥナは、Daniel Thioune監督のもとで初となる敗戦を喫した。結果として、フォルトゥナはリーグ後半戦でに素晴らしい記録を残したことにより、リーグ10位でシーズンを終えている。

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