Bericht

2022/05/06 | ニュース

第33節・Fortuna Düsseldorf vs SV Darmstadt 98

2-1!フォルトゥナがDarmstadtに勝利!

金曜日の夜に行われた今季ホーム最終戦、フォルトゥナはSV Darmstadt 98に2-1で勝利を収めた。試合は前半序盤にEmmanuel IyohaとMatthias Zimmermannの得点でデュッセルドルフがリードを奪い、後半相手のTobias KempeにPKを決められ1点差に迫られたものの、フォルトゥナが最後まで堅い守備でリードを守り切り、勝利を掴み取ることに成功。また、試合終盤には、Daniel GinczekとKlaus Gjasulaが退場処分となり、10対10での戦いを強いられることとなった。

スターティングメンバー:田中とIyohaが先発

3-1で勝利を収めたHeidenheimと比べ、Daniel Thioune監督は2つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。これにより、イエローカードの累積出場停止で欠場したEdgar Pribに代わって田中碧がボランチに入り、筋肉の負傷によって急遽欠場となったRouwen Henningsに代わってEmmanuel Iyohaがスタメンに名を連ねた。

 

前半:フォルトゥナが序盤から猛攻を仕掛け2得点

試合はフォルトゥナにとってこれ以上ないほどの好スタートとなった。Thioune監督率いるチームは電光石火のスタートを切り、わずか3分後に先制点を奪って見せる。Felix Klausが右サイドを突破してIyohaにラストパスを送ると、このボールにIyohaが左足を振り抜き、ゴールネットを揺らして1-0に。このゴールは”Emma”にとっての今シーズン初ゴールとなった。このゴールで勢いづいたフォルトゥナは、さらに追加点を奪うことに成功する。中盤でボールを受けたアペルカンプ真大が相手3人を交わして右サイドのKlausに絶妙なスルーパスを送ると、最後はKlausの横パスにゴール前へ走り込んだMatthias Zimmermannが押し込み2-0に。

 

Klausが3-0のチャンスを決めきれず

序盤の激しい攻防の後、デュッセルドルフは少しラインを下げてDarmstadtにボールを持たせる展開に。しかし、フォルトゥナはそこからカウンターで追加点を狙い、あと少しで3点目となるチャンスを作り出す。Christoph Klarerからのロングボールをペナルティエリア内で受けたアペルカンプが、そこそから中へ折り返し、最後はKlausがシュートを狙うも、ここは惜しくもポストに嫌われてしまう (30分)。一方、”Lilien”は前半ほとんどチャンスを作り出すことができなかった。しかし前半終了間際、相手にビッグチャンスが訪れる。Tim Skarkeにフォルトゥナの右サイドを突破され、そこからの折り返しにストライカーのPhillip Tietzにシュートを放たれるも、ここはわずかにゴールの上を越えていく (45分)。

 

後半:Darmstadtの反撃

前半でビハインドを負ったDarmstadtのTorsten Lieberknecht監督は、ハーフタイムに3人の選手を交代。すると52分、それで勢いづいた”Lilien”がビッグチャンスを作り出す。Emir Karic、Tietzと繋ぎ、最後はMarvin Mehlemにシュートを放たれるも、ここはフォルトゥナのゴールキーパーKastenmeierが好セーブを見せ、相手に得点を許さない。しかしその数分後、ペナルティエリア内でKastenmeierがLuca Pfeifferを倒してしまい、PKを献上。そしてこのPKをTobias Kempeに決められスコアは2-1に (60分)。そこから試合は再びオープンな展開となり、”Lilien”はその直後に2点目のチャンスを作り出す。ペナルティエリア内でパスを受けたストライカーのTietzがKastenmeierの前でフリーになるも、ここも再びフォルトゥナの守護神のスーパーセーブでピンチを逃れる (61分)。

 

試合終盤に2人の選手が退場処分に

そこからデュッセルドルフの守備は安定感を取り戻し、Darmstadtの攻撃にしっかりと対応していく。試合の主導権こそ”Lilien”が握っていたものの、フォルトゥナはコンパクトな守備で相手に決定的なチャンスを作らせない。それでも試合終盤は、手に汗握る展開に。まず、Luca Pfeifferの低いクロスはKaricにあと少しのところで合わず (80分)。一方のフォルトゥナも、途中交代で入ったThomas Pledlが相手DFラインの裏に抜け出し、決定機を迎えるも、最後のシュートは相手GKに阻まれてしまう (87分)。するとその直後、選手同士がヒートアップし、Daniel GinczekとKlaus Gjasulaが衝突すると、主審はGinczekにレッドカードを提示し、Gjasulaにも2枚目のイエローカードを提示して2人の選手が退場となる (88分)。そして最後、ロスタイムの5分間リードを守り切ったフォルトゥナが、Daniel Thioune監督のもとでの無敗記録を12試合に更新することに成功した。

 

Millerntorでの今季最終戦へ

5月15日(日)、フォルトゥナはアウェーにてFC St. Pauliとの今シーズン最終戦に臨むこととなる (15:30キックオフ)。

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