「成功はチームスピリットから生まれる」
フォルトゥナ・ポッドキャスト”ROT & SCHWEISS”にDANIEL THIOUNE監督が登場
2月中旬にDaniel Thioune監督がフォルトゥナの指揮官に就任して以来、クラブは降格圏内から脱出することに成功している。今回、そんなThioune監督がOliver BendtがMCを務めるフォルトゥナ・ポッドキャスト”Rot & Schweiss”に登場し、自身の幼少時代、プロサッカー選手への道のり、フォルトゥナでの仕事などについて語っている。
監督や選手として活躍してきたDaniel Thioune監督のサッカー人生は、すでに幼少期から始まっていた。「サッカー場が私の家の向かい側にあったので、放課後はサッカー場に直行していました」とThioune監督。そして、22歳のときにVfL Osnabrückに入団し、そこでプロ契約を結ぶことに。当時職業教育を終え、プロサッカー選手になることを決断したThioune監督は、「私は幼い頃から Osnabrückのファンで、自分自身があのスタジアムでプレーするのが夢だったんです。それは私がプロになる唯一のチャンスでした」と当時を振り返った。
そこからVfB Lübeck、RW Ahlenでプレーした後、Thioune監督は選手としてのキャリアを終え、Ahlenでコーチとして指導者のキャリアのスタート。そして、2014年にVfL Osnabrückのユースチームでコーチとして活躍した後、2017年に当時3部リーグで降格争いに巻き込まれていたトップチームの指揮官に就任。「背負ったリュックサックは非常に大きかったです。今思うと、あの仕事を引き受けるかどうかは非常に悩みますね」とThioune監督は口にする。
Osnabrückで3年間監督を務めた後、HSVの指揮官に就任。2020/21シーズン終了直前に指揮官の座を退いたThioune監督は、2022年の2月にフォルトゥナの監督に就任するまで休養を取っていた。「私は時間を掛けていろいろな話し合いを行いました。その中でフォルトゥナとの話し合いは素晴らしいもので、依頼も私にとって非常に良いタイミングでした」とThioune監督。
今回のポッドキャストでは、デュッセルドルフの指揮官が監督としての仕事についても言及しており、「私はサッカー選手を見つけ出す人ではありません。私はサッカーがどうすれば上手くいくのかというアイデアを持っています。重要なのは選手がどれだけ優秀かではなく、どれだけ選手の能力を発揮させられるかです。成功は個人としてではなく、チームスピリットから生まれるのです」と述べている。そして、デュッセルドルフでの最初の数ヶ月を非常に満足しているThioune監督は、「私が就任した時と比べると、状況は格段に良くなっています。Paderborn戦でファンと共に戦った姿は、私にとって新しい、そして本来のフォルトゥナの幕開けを意味する瞬間でした。人々は真のサッカー、そして情熱を持った男たちを見たいと思っています」とコメント。
フォルトゥナ・ポッドキャスト”ROT & SCHWEISS”の新エピソードでは、Daniel Thioune監督がなぜ試合に出場しなかった選手たちのトレーニングが彼にとって1週間で最も重要なトレーニングなのか、なぜプレーステーションで息子と対戦しなくなったのかなどについても語っている。なお、このエピソードはフォルトゥナTVにてYOUTUBEでも公開されている。



