「難しい戦いを強いられた」
#H96F95 後の各コメント
フォルトゥナはHannoverを相手に9試合無敗をキープしたものの、0-0では満足のできない内容となった。デュッセルドルフは、ニーダーザクセン州のチームを相手に長時間に渡る数的優位の状況を活かすことができず、スコアレスでタイムアップを迎えた。試合後の各コメントは以下の通り。
Daniel Thioune監督:
「我々は非常に強い気持ちを持ってこの試合に臨みました。また、両チームとも危機感があり、両チームともに波に乗っている状況での対戦でした。立ち上がりは早い展開となり、15分に起きた出来事が試合の流れを決定づけました。その後、試合をコントロールすることはできましたが、あまりチャンスを作り出すことができませんでした。試合は非常にタフで、その状況を引きずったままハーフタイムを迎えました。ポゼッションをしながら調整を続け、攻撃的な選手を全員ピッチに送り出したものの、何も生み出すことができませんでした。Hannoverに危険となる部分をしっかりと押さえられました。結果として、我々はこの勝ち点で次に進むしかありません」
Hannover 96、Christoph Dabrowski監督:
「我々が積極的にプレーし、前線からプレッシャーを掛けていきたかったことは、最初の15分で伝わったはずです。パワーを持って試合に入りたいと思っていましたが、それが上手くいきました。最終的には、数的不利でもしっかりと守りきってくれた選手たちを称賛しなければなりません。数的有利でも、しっかりと守備を堅めるチームに対してプレーするのは簡単ではありませんからね。我々もRegensburg戦で同じことを経験しました。カウンターから得点が奪えればよかったですが、それは流石にできすぎた結果になっていたかもしれません。我々が置かれている状況では1ポイント1ポイントが大切なので、今日この勝ち点を獲得できたことは非常に重要です」
「我々は大きな期待を持ってここにやってきました。前半の早い段階にレッドカードが出たことで、新たなチャンスが生まれるはずだったのですが、難しい戦いを強いられました。Hannoverは非常に良いパフォーマンスを見せたと思います。数的不利の状況でもコンパクトにラインを深く取り、我々に多くのことを許しませんでした。ただ、今日は自分たちは試合の中であまりアイデアを出せなかったというのが正直なところでもあります。最後のシュートまで綺麗に持っていくことができませんでした。ポゼッションはできていましたが、最後のアイデアを欠きました。数的優位の状況をもっと上手く使う必要があったと思います」
「レッドカードが出てからというもの、Hannoverはコンパクトに守備を行い、粘り強い戦いを見せました。我々はそんな彼らを打開するのに苦戦を強いられました。彼らは非常にラインを深く取っていましたからね。この試合をもう一度見直して分析し、そこから学ばなければなりません。我々は勝つためにここに来ましたが、上手くいきませんでした。一方で、再び無敗をキープし、デュッセルドルフに勝ち点1を持ち帰ることができています。これからはしっかりと来週の試合に備えます」
Khaled Narey:
「今日はあまり良い感覚ではありません。数的優位で長時間プレーしたので、勝ち点3が欲しかったです。Hannoverがあのように守備を固めてくると、隙を見つけるのは簡単ではありません。特に前半は、数的優位の状況を上手く使うことができませんでした。後半はもっと速くボールを動かし、Hannoverを走らせることで隙を狙いました。その点では少し改善されましたが、それでも決定的な得点チャンスを作り出すことができませんでした」



