初ゴール&初アシスト
1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献した田中碧にフォーカス
昨日の夜、フォルトゥナはホームにてHansa Rostockに3-0で快勝を収めた。そして、なんと言ってもこの試合で1ゴール1アシストの大活躍を見せたのが、日本代表MFの田中碧だった。ここでは、そんなフォルトゥナでの初ゴール、初アシストをマークした田中にフォーカスしていく。
金曜日の夜、フォルトゥナはここ最近4連勝と好調をキープしていたHansa Rostock相手に3-0で快勝を収めた。そしてこの一戦、先発フル出場したMF田中碧がフォルトゥナでの初ゴール&初アシストをマークする大活躍で勝利に貢献。田中は、そんな試合後のインタビューで「やっとチームの力になれてすごく嬉しいです」と喜びを見せた。
この試合の前半13分、ついに田中が待望のドイツ移籍後初ゴールを挙げて見せる。左サイドを突破したKhaled Nareyからの低いクロスにゴール前へ走り込んだ田中が、トップスピードの中でも相手DFのタイミングをずらし、右足で合わせる技ありシュートでゴールネットを揺らした。フォルトゥナの背番号4は自身の初ゴールについて「常に点を取りたいという想いは持っていますし、Rouwenが上手くスルーしてくれて、Khaledのボールも良かったので、あとはしっかり相手を見て決めるだけでした。Khaledのパスに感謝したいなと思います」と振り返った。
得点後、スタジアムに駆け付けた大勢のファンから”TANAKA”の名前がコールされたことについては、「日本では味わえない体感だったので、初ゴールをホームで決められて嬉しいなと思います」とホームのファンの前で初ゴールを挙げられたことへの喜びを口にした。
試合の流れに関しては、「相手にロングボールが多かったので少し難しかったですけど、自分たちでしっかり動かせましたし、先制点を取れたので、そこからはすごく良かったと思っています」と田中。その言葉通り、この試合序盤に田中が挙げた先制点でゲームの主導権を握ったフォルトゥナは、さらに64分、左サイドを駆け上がったNicolas Gavoryの絶妙なクロスボールをアペルカンプ真大が頭で合わせて2-0に。そして後半ロスタイムには、相手のセットプレーからカウンターを仕掛け、田中からのラストパスを受けたNareyが強烈なミドルシュートをゴールに突き刺し、3-0でタイムアップを迎えた。この3点目をアシストしたことで1ゴール1アシストをマークした田中は、Nareyのゴールについて「アシストできたのは嬉しいですけど、Khaledのシュートがすごかったので、アシストをつけてもらったという感じです」とコメント。
ここ最近の3試合、フォルトゥナは後半ロスタイムに失点し、最後の最後で勝ち切れない試合が続いていたものの、Rostock戦はでしっかりリードを守り切るだけでなく、追加点を挙げ、4試合ぶりの勝利を掴み取ることに成功した。これでフォルトゥナは、Daniel Thioune監督が指揮官に就任して以来、8戦無敗をキープしている (4勝4分)。



