「得るべき結果を得られていない」
#KSCF95 後の各コメント
フォルトゥナ対KSCの一戦は、2-2の引き分けでタイムアップを迎えた。90分間、一進一退の攻防が続いたものの、リードを奪っていたフォルトゥナにとっては勝ち点1のみの獲得でデュッセルドルフに戻るという、悔しい思いをすることになった。試合後の各コメントは以下の通り。
Daniel Thioune監督:
「最初の45分間は我々がゲームを支配していました。2-0よりもさらに点差をつけて前半を終えていてもおかしくないくらいの良いパフォーマンスでした。しかし、後半は我々が望むような展開にはなりませんでした。簡単にボールを失い、PKを献上してしまったことでKSCに勢いを与えてしまいました。その後、試合はオープンな展開となり、我々は自分たちがボールを保持する時間帯を作り出すことができませんでした。そして最終的には、KSCは試合を振り出すことに成功した一方で、我々は引き分けとなってしまったことを残念に思う結果となってしまいました。しかし、我々はこの勝ち点で次に進むしかありません」
KSC、Christian Eichner監督:
「フォルトゥナは本当に素晴らしいクオリティを持っているチームです。前半30分、我々はラインを低く取りすぎたことで、フォルトゥナにゲームを支配されてしまいました。また、我々のペナルティエリア付近でフォルトゥナに危険なシーンを作り出されたのも何度かありました。フォルトゥナは2-0でリードするに相応しいパフォーマンスを見せていたと思います。しかし、このリーグでは美しいサッカーだけでなく、他のクオリティも必要となります。我々はシンプルにロングボールをどんどん入れ、セカンドボールを狙いにいきました。2-1になった後は観客の後押しもありましたし、ここでKarlsruheと対戦するのは相手にとって簡単ではありません。最終的には、我々にとって非常に貴重で重要な勝ち点1を獲得することができました」
Rouwen Hennings:
「今日はウォーミングアップのときから非常に良い雰囲気でした。アウェーブロックも非常に大きな声援を送ってくれました。全体としては良い試合をしただけに、勝ち点3を持って帰れないのが残念です。前半は1-0を含め、何度も左サイドから突破することができました。1点目はサイドのポジションで少し時間があり、”Gini”が素晴らしい動きをしてくれたので、私はそこにボールを送り、後は彼が押し込んでくれました。2点目は、”Hoffi”がKhaledのスピードを活かす素晴らしいロングボールを送り、そこからKhaledが素晴らしいクロスを入れてくれたので、私はただ合わせるだけでした。我々は後半、試合展開が慌ただしくなることはわかっていました。KSCのロングボールはほとんど危険なシーンに繋がらなかったものの、PKを献上してしまいました。あそこはもっと上手く守備をしなければなりません。その後、十分な安心感を取り戻すことができず、2失点目を喫してしまいました」
Adam Bodzek:
「私はリハビリに励んでいたこともありましたし、また最初からプレーできるのは嬉しかったです。今日、また戻ってこれて本当によかったです。我々は良い立ち上がりを見せ、チャンスもたくさん作り出しましたし、前半は良いプレーができました。しかし後半は、自分たちでKSCに勢いを与えてしまいました。彼らがHofmannにロングボールを多用してくることは知られていますが、試合終盤にはまさにそれで危険な展開になりました。だからこそ、勝ち点1しか取れませんでした。金曜日には、ここ数週間と同じようにピッチに立つことが求められているのと同時に、良いパフォーマンスをした自分たちに結果として報いる必要があります。全力を尽くし、多くのチャンスを作り出して、リードを奪っても、目標を達成できないと意味がありません。自分たちのパフォーマンスに対して得られるべき結果を得られていないことは、非常に残念です。これはチームとして成し遂げなければいけないものです」



