第28節・Karlsruher SC vs Fortuna Düsseldorf
2-2!フォルトゥナがDANIEL THIOUNE監督の下で無敗をキープ
日曜日の午後、フォルトゥナはKarlsruher SCを相手に勝ち点1を獲得。前半、フォルトゥナはDaniel GinczekとRouwen Henningsの得点で2点のリードを奪い、その後も試合を有利に進めていたものの、後半にMarvin WanitzekのPKとPhilipp Hofmannのミドルシュートで追いつかれ、2-2の引き分けでタイムアップを迎えた。
スターティングメンバー:BodzekとHenningsが先発出場
Daniel Thioune監督は1-1の引き分けとなったHSV戦のスタメンから、2つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。これにより、田中碧とEmmanuel Iyohaに代わり、Adam BodzekとRouwen Henningsが先発で出場。Jakub Piotrowskiは肉離れにより欠場し、Marcel Sobottka (コロナ)とFelix Klaus (肉離れ)はコンディションの問題でKarlsruhe戦には間に合わなかった。
前半:両チームにチャンス
両チーム良い立ち上がりを見せる中、最初のチャンスはKSCに訪れる。8分、Philip Heiseからのパスを受けたストライカーPhilipp Hofmannがペナルティエリアの外からダイレクトでシュートを放つも、ここはゴールの右へ逸れていく。一方で、フォルトゥナがビッグチャンスを作り出す。Henningsからのパスに抜け出したDaniel Ginczekが、最後はゴール前にフリーで走り込んだアペルカンプ真大にラストパスを送るも、KSCのゴールキーパーMarius Gersbeckに阻止され、このチャンスをものにすることができない (12分)。その後、Heiseのフリーキック (16分)やMarc Lorenzのミドルシュート (21分)はあったものの、試合を優勢に進めるフォルトゥナに再び絶好機が訪れる。30分、Florian HartherzからのクロスにGinczekがゴール前でフリーのシーンを迎えるも、トラップが少し大きくなり、ここも得点に繋げることができない。
Ginczekが先制点、Henningsが追加点
しかし、その数秒後、ついにフォルトゥナの背番号10がゴールネットを揺らして見せる。Khaled Nareyからのパスに左サイドを抜け出したHenningsが鋭いクロスを入れ、そのボールにGinczekがダイレクトで合わせて1-0に (31分)。そして、このゴールを機に、フォルトゥナはさらに素晴らしいパフォーマンスを発揮する。まず、Edgar Pribがミドルシュートで追加点を狙うも、ここは相手GKがセーブ。それでもその数分後、フォルトゥナが追加点を奪うことに成功する。Andre HoffmannからのボールにNareyがKSCディフェンスラインの背後に抜け出すと、そこからのクロスボールにHenningsが合わせてリードを2点に広げる (38分)。こうして、2-0でハーフタイムへ。
後半:KSCの反撃、de WijsがGordonを倒してPK献上
後半、反撃に出るKSCが最初のチャンスを迎える。キャプテンのJerome Gondorfに良いポジションからシュートを放たれるも、ここはAndre Hoffmannが身体を張ってブロック。その直後、逆にフォルトゥナはアペルカンプが約17mの距離からゴール右隅を狙うも、わずかに枠を捉えられない (48分)。その2分後、KarlsruheのHofmannにゴール前フリーでヘディングシュートを放たれるも、中央に飛んだシュートはKastenmeierがしっかりキャッチ (50分)。すると、KSCの勢いは再び徐々になくなり、Nareyに試合を決める3点目のチャンスが訪れる。Ginczekがサイドから折り返したボールにフォルトゥナの背番号20がゴール前でダイレクトで合わせるも、このシュートはゴール左上を僅かに越えていく。KSCの反撃がほぼ終わったかに見えたものの、65分にJordy de Wijsがペナルティエリア内でDaniel Gordonを倒してしまい、PKを献上。そして、このPKをMarvin Wanitzekに決められ、スコアは2-1に (66分)。
Hofmannの同点弾
観客の声援に後押しされ、Karlsruheは再び勢いを取り戻したものの、フォルトゥナは守備を固めてビッグチャンスを作らせない。それどころか、フォルトゥナは再びボールをキープする時間帯を作り出すことに成功する。しかし、それでも相手に追加点を奪われてしまう。フォルトゥナの左サイドを突破されると、最後はBenjamin Gollerが落としたところに相手ストライカーHofmannに約18mの距離からゴールネットを揺らされてしまい、試合は振り出しに (82分)。そして試合終盤、両チームとも勝利のために1点を奪いにいく。Wanitzekが迎えたチャンスは最後のところでブロックすると (89分)、反対にフォルトゥなもカウンターを仕掛けるも、最後のところで精度を欠き、ゴールにつなげることができなかった。その結果、試合は2-2の引き分けでタイムアップ。未だDaniel Thioune監督の下で無敗をキープしているフォルトゥナは、勝ち点33ポイントで現在13位につけている。
次節はRostockとのホームゲーム
次節、フォルトゥナは4月8日(金)にFC Hansa RostockをホームのMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ (13:30キックオフ)。



