デュッセルドルフ市民財団の”BOLZPLATZHELDEN”が10シーズン目に突入
KLAUS ALLOFS役員がパトロンに
コロナによる制限も緩和に向かう今年、デュッセルドルフ市民財団の”Bolzplatzhelden (サッカー広場のヒーロー)”プロジェクトが10シーズン目を迎えた。そして、このプロジェクトの新しいパトロンにフォルトゥナのKlaus Allofs役員 (スポーツ&コミュニケーション)が就任。4月1日(金)、Icklackの児童施設にて今年のシーズンが開幕し、このプロジェクトのアンバサダーであり、元フォルトゥナのキャプテンであるOliver Finkが子どもたちと一緒にトレーニングを実施。また、フォルトゥナのレジェンド、Gerd ZeweとGünter „Schädel“ Thieleも参加し、コーチとして”Bolzplatzhelden”をサポートした。
このプロジェクトは6歳から16歳の少年少女に運動する場を作り、体力をつけてもらうだけでなく、遊びを通してフェアプレーや思いやり、社会的なふるまい、チームスピリットなどの価値観を学ぶ機会を提供することを目的としている。そして、引き続きフォルトゥナの元プロサッカー選手や多くのコーチがボランティアでトレーニングを実施し、このプロジェクトのサポートを行なっている。このプロジェクトのチーフであるHeribert Eisenburger氏は「無料で行なっているこの活動は、まだスポーツクラブに所属していない少年少女を対象にしています」と説明。デュッセルドルフ市民財団は、子供たちがスポーツクラブにアクセスできるような橋渡しをしたいと考えている。Eisenburger氏は、出身地や宗教に関係なく、すべての少年少女を歓迎している。
そして、デュッセルドルフ市民財団は、シーズン開幕に合わせてKlaus Allofs役員を新たなパトロンとして迎えることができたことを非常に嬉しく思っている。Allofs役員は「我々フォルトゥナは、長期に渡りこのプロジェクトをサポートしてきたことを誇りに思います。このコミットメントは、サッカーとボランティア活動の力を見事に証明しています。チームスピリットやフェアプレーという価値観は、スポーツを通して伝えることができ、子どもたちにとっても人生の中で重要な指針となるものです」とコメント。なお、元フォルトゥナのキャプテンであるOliver Finkは、引き続き”Bolzplatzhelden”のアンバサダーとして活動していくこととなる。
また、メインスポンサーの1つであるProvinzial Versicherungも4,000ユーロの資金を提供し、サポートを継続。「コロナパンデミックにより、子どもたちは運動不足で大変な思いをしました。今回、我々は”Bolzplatzhelden”が2年ぶりに再開できたことを非常に嬉しく思います。なぜなら、サッカーは身体を動かすことへの喜びだけでなく、社会的一体感や共同社会の重要さを学べ、あらゆる年齢層の人々を惹きつける素晴らしいスポーツだからです。Provinzial Versicherungは”Bolzplatzhelden”プロジェクトに10回目の支援を行っており、デュッセルドルフだけでなく、スポンサーとして少年サッカーもサポートしています」と、Provinzial Versicherungの外部広報担当者であるGabi Wrede氏は説明。
同じくDeutsche Postcode Lotterieもこの重要なプロジェクトを継続的に支援しており、今回も”Bolzplatzhelden”のスポンサーとして総額25,000ユーロとなる金銭面の支援をサポート。Deutsche Postcode LotterieのRobert Engel社長は、「子どもたちは身体を動かすことで新たな世界を発見することができます。そしてこれは、年齢相応の健全な発達の基礎となるものです。子どもはカテゴリーや偏見で物事を考え、行動することはありません。特にスポーツは健康に良い影響を与えるだけでなく、絆を深める効果や社交性を高める効果もあります。我々はデュッセルドルフ市民財団と共に、”Bolzplatzhelden”に25,000ユーロを支援できることを大変嬉しく思います。この場をお借りして、この資金を可能にしてくれた参加者の皆様に心から感謝いたします」とコメント。
Heribert Eisenburger氏は、「コロナによる規制があった2年間を経て、4月1日に小さなイベントで”Bolzplatzhelden”のシーズンをオープンすることができ、大変嬉しく思います。この困難な時期に、パートナーであるDeutsche Postcode LotteryとProvinzial Versicherungから貴重な資金援助を受けたことで、我々は子どもたちにこういった機会を提供することができています。本当に感謝しています」と感謝の言葉を口にしている。そして、このプロジェクトのチーフは、このプロジェクトをさらに拡大し、場合によってはもう1箇所のサッカー広場で活動を行うことを予定している。



