KASTENMEIERのセーブ率

HSV戦に向けて知っておくべき数字をチェック

フォルトゥナもHSVも、ここ最近コロナに感染した選手たちが少しずつチームに復帰している。HSVに関してはチーム内でのクラスターにより、前節のAue戦が延期となっていた。そんな両チームが今週土曜日 (3月19日)、Merkur Spiel-Arenaで激突する (13:30キックオフ)。ここでは、この一戦に向けて知っておくべき数字をチェックしていく。

パス12.547本…

…Hamburgは今シーズン、ブンデスリーガ2部の他のどのチームよりも多いパス数を記録している。特にHSVのパス成功率は85.8%と、リーグ最高のパス成功率を誇る。なお、フォルトゥナのパス成功率は82.3％でリーグ3位。HSVがこれだけ多くのパス数を記録しているのは、彼らのポゼッション率の高さに起因しているといえるだろう。Tim Walter監督率いるチームの平均ポゼッション率は62.6％で、これはリーグ最高の数字となっている。

 

ホーム3連勝…

…フォルトゥナは直近のホームゲーム3試合全てに勝利を収めており、Daniel Thioune監督率いるチームはこの3試合だけで、2021/22シーズン最初のホームゲーム10試合の合計よりも多くの勝ち点を獲得している。また、フォルトゥナにとって良い兆しとなるのは、HSVが今シーズン、アウェーでは4勝しか挙げられていないことだ。HSVはその野心とは裏腹に、アウェーで多くの勝ち点を逃しており、かつて”Bundesliga-Dino (ブンデスリーガの恐竜)”と呼ばれたクラブは、アウェーでの戦績ではリーグ9位に甘んじている。

 

75.7％…

…これは今シーズン、フォルトゥナが打たれたシュートの内、Florian Katenmeierがセーブした確率となっている。24歳のKatenmeierは、この統計でリーグ上位に食い込んでおり、前節のSC Paderbornでも再びリーグ屈指のゴールキーパーであることを証明していた。まずFelix PlatteのPKを阻止しただけでなく、その後も何度もスーパーセーブを連発し、チームを救った。ちなみに、HamburgのゴールキーパーDaniel Heuer Fernandesのセーブ率は73.1％となっている。

 

17スコアラーポイント…

…これは、HamburgのSonny KittelとデュッセルドルフのKhaled Nareyが今季ここまでで記録しているスコアラーポイント数。センターフォワード以外でこれ以上のポイントを挙げているのは、St. PauliのDaniel-Kofi Kyereh (18ポイント) のみ。ここ5試合で6スコアラーポイントをマークしているNareyは、BremenのMarvin Duckschと並んでこの期間のリーグ最高となるスコアラーポイントを記録している。なお、Kittelが最後にスコアラーポイントを挙げたのは、第23節のSandhausen戦での同点ゴールまで遡る。それでもMerkur Spiel-Arenaでの一戦は、試合の中で違いを生み出せる選手同時の対決ともなる。