最下位ながらスプリント回数が多いチーム
FC INGOLSTADT 04との一戦に向けて知っておくべき数字をチェック
3月6日(日)、フォルトゥナはリーグ最下位のFC IngolstadtをホームのMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ (13:30キックオフ)。しかし、”Schanzer”ことIngolstadtの順位と彼らのパフォーマンスは比例しているだろうか。また、デュッセルドルフがさらに順位を上げるための要因は何なのか。ここでは、Ingolstadt戦に向けて知っておく重要な数字をチェックしていく。
22得点…
…今シーズン、FC Ingolstadtがこれまでに挙げたのは22得点のみとなっており、Schanzerよりも得点数の少ないチームは他になく、作り出したビッグチャンスの回数でもIngolstadt (20回) を下回るのは、2部リーグで僅か2チームだけとなっている。FCIの予想ゴール確率も28.6と彼らの攻撃力を支持するものではなく、この数字より低いのはSandhausenのみ。また、ボールを奪ってからの得点は僅か2点で、これもリーグ最低の数字となっている。
9度のビックチャンス…
…これはフォルトゥナが直近の3試合で作り出したビックチャンスの数。これ以前、第21節までにデュッセルドルフが作り出したビッグチャンスは15回だけだった。チームの攻撃力が上がっているのは、ここ3試合で攻守の切り替えの部分が改善されたことも関係しているだろう。フォルトゥナはDaniel Thioune新監督のもと、すでにカウンターアタックで2得点をマークしている一方で、相手にカウンターから得点を奪われたことは一度もない。
スプリント717回…
…Ingolstadtは1試合あたり717回のスプリント (”Intensive Läufe”) を記録している。この”Intensive Läufe”とは、時速15km以上のランニングスピードのことを意味しており、Ingolstadtはこの統計において1試合あたり764回のスプリント回数を記録している1. FC Heidenheimに次ぐリーグ2位につけている。しかし、Heidenheimはこの数字を結果につなげられているものの、FCIは結果につなげられていない。これだけの数字を記録しているにも関わらず最下位というのは、Schanzerとって非常に悔しい状況と言えるだろう。
82.6%…
…これはフォルトゥナのパス成功率で、この数字はブンデスリーガ2部でも3番目に高い数字となっている。ちなみに、この統計では平均85.7%のパス成功率を誇るHSVがトップに立っている。一方、Ingolstadtのパス成功率は73.2%と、リーグで最も確率が低いチームの1つであり、彼らよりパス成功率が低いのはSandhausen (72.1%) だけとなっている。



