第24節・SSV Jahn Regensburg vs Fortuna Düsseldorf
REGENSBURGで勝ち点1を獲得
フォルトゥナがDaniel Thioune新監督のもとで無敗をキープ!日曜日の午後、アウェーで行われたSSV Jahn Regensburgとの一戦は0-0の引き分けでタイムアップを迎えた。 フォルトゥナは前半、何度もリードを奪うチャンスを作り出したものの、最後のところでゴールネットを揺らすことができず。後半は両者共にチャンスの少ない展開となった。これにより、フォルトゥナはここ3試合で勝ち点7ポイントを獲得している。
スターティングメンバー:3つのポジションを変更
Daniel Thioune監督はホームで勝利したErzgebirge Aue戦 (3-1)のスターティングメンバーから3つのポジションを変更して試合に臨んだ。これにより、田中碧、Andre Hoffmann (鼻骨骨折のためマスクをしてプレー)、Felix Klausが先発で出場し、アペルカンプ真大とChristoph Klarerはベンチスタートに。そして、Rouwen Henningsはイエローカードの累積により欠場となった。
前半:フォルトゥナが多くのチャンスをものにできず
試合立ち上がりから数分間が経過した後、フォルトゥナが最近の好調を裏付けるようにチャンスを作り出していく。最初のチャンスは6分、相手のパスミスに反応したDaniel Ginczekがキーパーと1対1の場面を迎えるも、最後のところで相手DFのScott Kennedyに体を寄せられフィニッシュに持っていくことができない。その数分後、コーナーキックからFelix Klausがシュートを放つも、ここはSSVのGKであるAlexander Meyerが立ちはだかる(13分)。その僅か1分後、Marcel Sobottkaにビッグチャンスが訪れる。Ginczekとのコンビネーションから左サイドを突破した”Kuba”ことJakub Piotrowskiが、ゴール前にフリーで走り込んだ”Cello”にボールを送るも、最後のシュートは僅かにゴール右へ逸れていく (14分)。
JahnはGimber、フォルトゥナはGinczekがチャンスを逃す
一方、Jahnもチャンスを作り出す。Andreas Albersからのパスを受けたBenedikt Gimberがペナルティエリアの外からゴールを狙うも、このシュートはゴール左へ (17分)。それでも、全体的にはフォルトゥナが明らかにゲームを支配する形で試合が進む。フォルトゥナは常に高い位置から相手にプレッシャーをかけ、早い段階でボールを奪うことに成功。欠けていたのは、ゴールネットを揺らすことだけだった。それはその後も続き、23分には田中の素晴らしいクロスボールからKlausがヘディングで折り返し、Ginczekがゴールエリア内の至近距離からシュートを放つも相手GKに阻まれ、そのこぼれ球に反応したPiotrowskiのシュートも相手DFがブロック。さらに4分後、Piotrowskiの放ったヘディングシュートも僅かにゴールの枠を捉えられない (27分)。前半終了間際には、再び目を引く活躍を見せたKhaled Nareyが遠目からミドルシュートを狙うも、Meyerがなんとかセーブ (45分+2)。
後半:均衡した展開
後半はRegensburgがフォルトゥナのプレッシングを上手くかわしたことにより、試合は均衡した展開に。これにより、試合は中盤での攻防が多くなり、プレーに正確性を欠く部分も目立つようになる。その例として、コーナーキックのキッカーを務めたNareyが足を滑らせるシーンも (61分)。しかしその直前、Regensburgがおそらく後半最大とも言えるチャンスを迎える。ゴール前に走り込んだAlbersが低いセンタリングにダイレクトで合わせるも、ここはFlorian Kastenmeierが守るゴールの上を越えていく (58分)。その後はお互いにビッグチャンスを作り出すことができなかった。それでもフォルトゥナはディフェンス面で再び素晴らしいパフォーマンスを見せ、第6節 (Aueに1-0で勝利)以来となる無失点を達成し、勝ち点1を獲得した。
次節はホームでIngolstadtと激突
フォルトゥナは次節、ホーム3連勝をかけて3月6日(日)にMerkur Spiel-ArenaにてFC Ingolstadtと対戦する (13:30キックオフ)。



