有頂天からの落胆
対戦相手チェック:SSV JAHN REGENSBURG
2試合で勝ち点6ポイント獲得。Daniel Thioune監督率いるチームは非常に印象的なパフォーマンスを見せている。そんなホーム2連勝を挙げているフォルトゥナの新監督が、今週日曜日には初のアウェー戦としてSSV Jahn Regensburgとの戦いに臨む (13:30キックオフ)。ここでは、そんな今週末の対戦相手をチェックしていく。
好調から不調へ
シーズン最初、SSV Jahn Regensburgはリーグの中でもサプライズチームと言われていた。というのも、Jahnは第13節を終えた時点でFC St. Pauliに次ぐ2位につけ、最初の13試合では僅か2敗しか喫していなかった。しかし、Mersad Selimbegovic監督率いるチームはその好調を維持することができていない。Regensburgは直近のリーグ戦10試合で8敗を喫しており、この期間で彼らより獲得した勝ち点が少ないのはErzgebirge Aueのみ。これにより、Jahnは現在10位まで転落している。
Shipnoskiとの再会
Nicklas Shipnoskiにとって日曜日の試合は特別なものとなるだろう。この冬にフォルトゥナからJahnにレンタルで移籍したこのアタッカーは、ここまでRegensburgで2度ベンチ入りし、St. Pauli戦にはスタメンで出場していた。”Shippi”はレンタル先での初勝利と初得点を待ち望んでいるものの、自身も今季12試合に出場したフォルトゥナが相手となると、そこはもう1試合お預けにしてもらいたいところだ。
3-0からの逆転負け - Regensburgでの衝撃的な一戦
フォルトゥナとJahnはこれまで7回しか対戦しておらず、3部リーグで2回、ブンデスリーガ2部で5回激突している。この7回の対戦のうち、Jahnが勝利したのは1試合のみ。Regensburgがホームの観衆の前で収めたブンデスリーガ2部での勝利は2018年2月に遡るが、その試合は非常に特別なものだった。試合開始から15分後にはフォルトゥナが3-0とリードを奪っていたにも関わらず、後半にRegensburgが4-3で逆転勝利。この試合がこれまでJahnがフォルトゥナに対して挙げた唯一の白星となっている。残り6試合のうち3回はフォルトゥナに軍配が上がり、3回は引き分け。今シーズンの前期では1-1でタイムアップを迎えていた。



