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フォーカス:ホームゲームでの3つの初めて
2022年フォルトゥナは初めて1万人もの観客の前で試合を行うこととなった。FC Schalke 04とのホームゲームではコロナ規制に従い、最大動員数である1万枚のチケットを販売し、完売となった。 スタジアムに駆けつけたファンは今シーズン2度目のホームでの勝利を目の当たりにしただけでなく、3つの”初”を目の当たりすることとなった。
Daniel Thioune新監督は1週間ほど前に行われた就任記者会見で「私はエネルギッシュです。基本的にそれは自分が指揮するチームも同じです」と話した。そして日曜日にフォルトゥナファンは初めてその言葉の意味を理解できたのではないだろうか。Thioune監督からはサイドラインで話し合う姿やモチベーションを上げる姿、拍手を送る姿、指示を出す姿がみえ、そしてその姿がチームのエネルギーに変わって表れたのが見て取れただろう。「我々にとって正しい道への小さな一歩となりました。良い試合を見せることができましたが、我々が目指しているところまではまだまだ長い道のりが待っています」と試合後の記者会見でチームのパフォーマンスについて語った。
また、センターバックを務めた新加入のJordy De WijsとストライカーのDaniel GinczekがFortuna Talkに初登場。「ピッチに立ち、このチームメイトと一緒にプレーできることが楽しいです。そしてこういう形でホーム初勝利を祝えることはもちろん素晴らしいです」と攻撃の起点になっただけでなく、3つのシュートのラストパスを送るなどフォルトゥナのチャンスメイクにも貢献した新加入ストライカーはコメント。そんなストライカーに次はフォルトゥナでの初得点に期待したい。De Wijsは「60%のデュエルに勝利しただけでなく、パス成功率は84%とフォルトゥナのディフェンスラインに安定感を与えた」
ひとつだけ明確なことは日曜日にフォルトゥナが見せたパフォーマンスと同じような戦いができれば、これが今シーズン最後のホームゲームの勝利にはならないことだ。フォルトゥナは今週の日曜に再びホームゲームを迎える。リーグ残留を争う直接的なライバルであるERZGEBIRGE AUEをホームに迎え13:30に行われる対戦でもこのパフォーマンスを出せれば次なる勝ち点3ポイント獲得のチャンスが大きくなる。



