Bericht

2022/02/06 | ニュース

第21節・Holstein Kiel vs Fortuna Düsseldorf

フォルトゥナがラストミニッツゴールで敗戦

ただただ信じられない結果となった。アウェーで行われたHolstein Kielとの一戦は長い時間に渡りフォルトゥナが試合を優勢に進め、大きなチャンスを作り出していた。しかし、93分にJonas Sternerが放ったスーパーゴールでKielに軍配が上がった。

スターティングメンバー: Ginczekとde Wijsを起用

Christian Preußer監督は新戦力のDaniel GinczekとJordy de Wijsを早速先発でピッチに送り出した。de WijsはAndre Hoffmannと共にセンターバックにポジションを取り、Nicolas GavoryとZimmermannがサイドバックののポジションでスタート。ディフェンスラインの前にはMarcel SobottkaとJakub Piotrowskiが中央、アペルカンプ真大が左に、そしてFelix Klausが右サイドハーフで起用。そして前線にはRobert BozenikがGinczekとコンビを組む形でキックオフを迎えた。Khaled Nareyは2人目の子供が産まれるということで、急遽デュッセルドルフに残ることとなった。

 

前半: BozenikはDähneの壁を超えることができず

フォルトゥナは良い立ち上がりを見せ、ここ4試合連続で負けなしのKielにほとんど思うような試合運びを許さない。前半序盤、フォルトゥナはボールを奪ってから良い形を作り出していく。BozenikとアペルカンプのチャンスメイクはKSVのディフェンダーPhil Neumannにブロックされる形に (13分と19分)。その直後、フォルトゥナは先制をしなくてはならない状況を迎える。Holsteinのキーパー・Thomas DähneのパスミスがBozenikの足元に溢れるも、GKとの1対1を決めることが出来ない (21分)。Sobottkaのミドルシュートもゴール左に逸れていく (28分)。アペルカンプが中に斬り込んで放ったシュートもゴールわずか右へ逸れ (32分)、運を味方にできない。

 

Bozenikが枠を捉えられない

Kielがフォルトゥナのボックス付近で初めて危険なシーンを作り出せたのは30分を過ぎたところだった。しかし、Benjamin Pichlerが放ったヘディングシュートはKastenmeierが難なくキャッチ (36分)。フォルトゥナは非常にコンパクトにディフェンスを行い、相手に思うように攻撃をさせない。37分、再びBozenikが先制のチャンスを迎える。アペルカンプがペナルティーポイントあたりにグラウンダーのクロスを入れるも、スロバキア代表のストライカーは上手くボールを捉えることができず、シュートはゴールの右へ逸れていく。これにより、Kielにとってはラッキーとも言える0-0という結果で前半が終了。

 

後半: 中々上手くいかない後半

後半最初のシュートもフォルトゥナに。Klausがシュートを放つもBozenikに当たってしまい、ボールは枠を大きく外れていく (48分)。それ以外の部分では終始フォルトゥナが優勢な試合を進める時間が続く。しかし、Kielの守備も安定していく。

 

フォルトゥナを打ち砕いたSterner

終盤になると試合は勢いを増す。アペルカンプのボレーシュートはDähneの好セーブに合う (84分)。その数秒後、この日良いパフォーマンスを見せていたGavoryがKielのKwasi Wriedtが迎えたチャンスを阻止 (85分)。このままスコアレスの引き分けかと思われた試合終盤、Jonas Sternerがフォルトゥナをどん底へと突き落とす。ラストプレーとなったシーンで約18mの距離から右足アウトサイドでクロスバーの下に当たり、ゴールネットを揺らした (90分+3)。フォルトゥナはこのスーパーゴールで勝ち点の獲得を逃し、勝ち点20ポイントで2部リーグ15位から順位を上げることはできなかった。

 

Schalkeとのウェスト対決

来週の日曜日 (2月13日)、フォルトゥナはFC Schalke 04をMerkur Spiel-Arenaで迎え撃つ (13:30キックオフ)。

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