第19節・SV Werder Bremen vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがBremenに敗戦
フォルトゥナは0-3の敗戦で新年のスタートを迎えた。Werder Bremenを相手にフォルトゥナは後半に3失点を喫しすることに。失点の前にはKristoffer Petersonがレッドカードの退場処分を受け、数的不利での戦いを強いられることとなった。
スタメン:Gavoryが先発でデビュー
フォルトゥナの冬の新戦力、Nicolas Gavoryは契約からわずか数日でWeserstadionでのスターティングイレブンに名を連ねた。DFラインはこのフランス人ディフェンダーと共にMatthias Zimmermann、Christoph KlarerとTim Oberdorfが4バックを形成し、ゴールマウスにはFlorian Kastenmeierが入った。そしてJakub Piotrowski、田中碧、アペルカンプ真大が中盤でプレーし、両ウィングにKhaled NareyとKristoffer Peterson、中央にはRouwen Henningsが入る形でスタートを迎えた。
前半:チャンスはほとんどなく、無得点
2022年の2部リーグ初戦へ! 試合の序盤は昨年のラストスパートからの好調を継続しようとしているホームのチームが小さなチャンスやコーナーキックのシーンを作りだす。開始6分、OberdorfがNiclas Füllkrugの放ったシュートを上手く阻止し、その後Werderは左からのクロスを頭で狙うも、このシュートはゴール横へ (9分)。前半16分、Leonardo Bittencourtが絶好のチャンスを迎える。コーナーキックのこぼれ球にシュートを放つも、ここはKastenmeierが反応し、ゴール右上を越えていく。
約20分後、フォルトゥナが上手く試合に入り、Nareyのシュートこそブロックされるも (21分)、ゴールに近づくアクションが増えていく。その後、Gavoryが左足を振り抜くも、フランス人DFのシュートはゴールの上を越えていく (23分)。明確なチャンスはなかったものの、Bremenが消極的になったため、フォルトゥナがゲームを支配する時間帯が増える。しかし試合はそのまま進み、スコアレスでハーフタイムへ。
後半:フォルトゥナが数的不利に
後半序盤は互角を戦いを見せるものの、60分を過ぎたところで試合が動く。PetersonがBremenのカウンター攻撃を阻止するため、Felix Aguにスライディングタックル。それまでカードを出すことのなかった主審のTobias Reichel氏だったが、このファウルに対してはレッドカードを提示。これによりフォルトゥナは残りの30分を数的不利で戦うことを余儀なくされる。
ブレーメンの猛攻
その直後、Bremenがショートコーナーから上げたクロスをゴールエリア内で待っていたFüllkrugに打点の高いヘディングで合わせられ、先制を許す。一度は主審がオフサイドと判定したものの、VARの結果でゴールの判定に (67分)。その直後、元フォルトゥナのMarvin Duckschに2-0となるゴールを決められる、再びVARとなる。今度はオフサイドによりゴールは取り消される形に (73分)。しかし、次の攻撃ではDuckschが再びフォルトゥナゴールに襲いかかる。そして今度は反則がなく、Werderにリードを2点に広げられてしまう (79分)。
Bremenの勢いは止まることを知らず、DuckschがKastenmeierと1対1になるも、後ろから走り込んでいたもう1人のストライカーにラストパスを出し、Füllkrugにネットを揺らされ3-0に (87分)。これが最後の得点となり、フォルトゥナは0-3で敗れ、勝ち点を持ち帰ることはできなかった。
新年最初のホームゲームは1月21日(金) 、18:30キックオフで1.FC Nürnbergを迎え撃つこととなる。



