好スタートを切ったWERNER監督率いるWERDER
対戦相手チェック:SV WERDER BREMEN
2022年、ブンデスリーガ2部の幕開けが今週末に迫っており、フォルトゥナは第19節となる次節、Bremenとのアウェー戦に臨むこととなる。シーズン序盤には不調が続いていたBremenだが、Markus Anfang監督を解任し、Ole Werner監督が就任したことで調子を取り戻している。デュッセルドルフは1月15日(土)、そんな相手と敵地Weserstadionで激突する (13:30キックオフ)。
Werner監督の指揮の下でリーグ戦3戦3勝
昨年の12月、監督就任後の初戦でErzgebirge Aueに4-0で勝利を収めたはOle Werner監督は、Werderの新監督としてすぐに結果を残した。そして、元Kielの指揮官がWerderに移籍して以来、Bremenは好調をキープしている。Weserstadionでの勝利した初戦に続き、Jahn Regensburgにも3-2で逆転勝利を挙げ、続くHannoverとの北ドイツ対決にも4-1で圧勝するなど、3戦3勝でウィンターブレイクに入っていた。Ole Werner監督の下で連勝を収めたでBremenは、10位から7位まで順位を上げ、ブンデスリーガとの入れ替え戦圏内となる3位との勝ち点を僅か1ポイントまで縮めており、再び上位争いを繰り広げられる位置につけている。一方のフォルトゥナは、Weserstadionで勝利することで、Bremenとの勝ち点差を6ポイントに縮めることができる。
好調をキープしている元フォルトゥナの選手であるDucksch
Ole Werner監督がBremenの監督に就任してからというもの、特にMarvin Duckschが好調を取り戻している。この27歳のストライカーは、ここ3試合で毎試合1得点をマーク。そして、Dortmundのアカデミーで成長を遂げた彼にとって、フォルトゥナとの一戦は特別なものでもある。というのも、Duckschは2018/19シーズンにフォルトゥナでプレーしていた。当時、フォルトゥナでは16試合に出場し、1得点1アシストにとどまっていた。それでも今シーズンは14試合に出場し、すでに8得点4アシストを記録している。前半戦にフォルトゥナがBremenと対戦した際、DuckschはまだHannoverでプレーしていたため、今週土曜日の試合が彼にとってはWerderの選手としてフォルトゥナとの初対決となる。
Allofs役員がWeserの古巣へ
この試合が古巣対決となるのはMarvin Duckschだけではない。Bremenとの一戦は、Klaus Allofs役員にとっても古巣対決となる。デュッセルドルフ出身のAllofs役員は、1999年から2012年までスポーツダイレクター、その後3年間は会長としてBremenに務めていた。その間にAllofs役員は、2003/2004シーズンにWerderで2冠を達成し、さらに2008/09シーズンにはドイツ杯優勝を成し遂げている。



