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2022/01/11 | ニュース

フォルトゥナ・デュッセルドルフの監査役会が発表

フォルトゥナが将来に向けて明確な首脳陣の構成を決定

フォルトゥナ・デュッセルドルフの監査役会がフォルトゥナの将来に向けて新たな役員構成を発表。新会長にはAlexander Jobst氏、スポーツ・コミュニケーション役員にはKlaus Allofs氏、最高財務責任者にはArnd Hovemann氏が任命された。これにより、Uwe Kleinスポーツ役員は解任となり、6月に契約満了となるChristian Kokeマーケティング役員の契約も延長されないこととなっている。

Alexander Jobst氏は2月14日から会長としての職務を開始することとなり、監査役会は3年間、彼を会長に任命している。48歳のJobst氏は、Bayreuth大学でスポーツ経済学を学んだ後、MünchenのSiemens AGで5年間に渡りスポーツのスポンサリングを担当。2005年末、Jobst氏はスペインのトップクラブであるReal Madridのマーケティング・マネジメントに移り、2007年から2011年まではチューリッヒのFIFAで営業部長を務め、直近では2011年から2021年までFC Schalke 04で役員を務めていた。そんなJobst氏は既婚者であり、2児の父親でもある。

 

また、2019年8月よりフォルトゥナの財務・人事・法務部のディレクターを務めていたArnd Hovemann氏が、4月15日から3年間、最高財務責任者に任命された。48歳のHovemann氏は、過去にブンデスリーガのMainz 05やSchalke 04に務めていた。

 

そして、2020年9月からフォルトゥナの首脳陣に加わったKlaus Allofs役員は、これよりスポーツ部門を担当し、引き続きコミニュケーション分野の責任者を務めることとなる。

 

これにより、2019年4月に会長に就任し、先週土曜日に今年の4月で満了となる契約を更新しないことを発表していたThomas Röttgermann会長は、今後フォルトゥナの首脳陣の一員ではなくなるものの、Alexander Jobst新会長が職務を開始するまでは、引き続きRöttgermann会長が会長としての職務を担うこととなっている。

 

また、2020年の夏にスポーツ役員に就任するまで数十年に渡りフォルトゥナのスポーツ分野で様々な職務を担当してきたUwe Kleinスポーツ役員は、1月12日で解任となることが決定した。

 

さらに、今年の6月で契約満了となるChristian Kokeマーケティング役員との契約も延長されないことが決定している。48歳のKokeマーケティング役員は、2019年の夏から役員に任命されていた。

 

Björn Borgerding監査役会会長:

「フォルトゥナ・デュッセルドルフの監査役会はここ数週間、新しい首脳陣において解決策を見つけるため、集中的に話し合いを重ねてきました。我々はこれを建設的に、団結しながら、常に信頼を持って行いました。そして我々は、長年に渡りサッカー界で活躍してきたトップマネージャーでもあるAlexander Jobstを獲得しました。社会と同じようにサッカーも常に変化しており、それに伴ってクラブにおける課題も変化しています。このプロセスには、クラブ会員を率いて、明確で現代的かつ現実的な道筋を示すことのできる首脳陣が必要となります。我々は親密で共感しあえるクラブであり続けながら、経済的、構造的な発展も考えています。なぜなら、それがスポーツで成功するための基本となるからです。我々はAlexander Jobstというエキスパートと共に、次のステップに進みたいと考えています。また、以前からフォルトゥナの財務・法務部署のダイレクターとして、この危機でも経済的にうまく乗り越えてきたArnd Hovemannも大きく貢献してくれることでしょう。今回、クラブ内の役員の構成を行ったことで、クラブ内にも明確なシグナルを送ることができました。クラブとして、若い従業員がクラブ内で自分の道を進み、素晴らしい観点を得てくれることを目標にしなければなりません。Klaus Allofsはスポーツ分野の責任者を引き継ぐこととなり、この役員構成でクラブは将来に向けて非常に充実した体制になると考えています。クラブを去ることになるThomas Röttgermann、Uwe Klein、Christian Kokeには心から感謝の意を表します。彼らはそれぞれが担当する分野において、フォルトゥナのために尽力し、ポジティブなものの数々を実現させてくれました。特にChristian Kokeは我々のクラブのために勤め、緊急に必要とされる重要なプロセスをスタートさせてくれた人物です」

 

Sebastian Fuchs監査役会副会長:

「我々はこの数週間、クラブ首脳陣の決定において信頼関係を築きながら集中的に話し合いを重ねた上で、今回この明確な結果を発表することとなりました。我々はAlexander Jobstがその親身な対応とコミュニケーション力で、今後の課題を克服してくれると確信しています。私は財務委員会の委員長として、Arnd Hovemannが新しい最高財務責任者に就任することを嬉しく思うと共に、これはクラブの構成においても大きなチャンスであると考えています。彼は特にコロナ禍において自分の仕事を十二分に理解し、チームのモチベーションを高め、リーダーシップがあることをはっきりと示してくれました。さらに、彼は緊急に必要であった財務分野の重要な構造改革を実行に移しています。私はクラブのために尽力し続けてくれたChristian KokeとUwe Klein、そして困難な時期にクラブを危機から救ってくれたThomas Röttgermannに感謝の意を表します」

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