SCHWARTZ監督と共に降格圏脱出となるか
対戦相手チェック:SV SANDHAUSEN
クリスマスイブまで後1週間となる今週の金曜日、フォルトゥナはSV SandhausenをホームのMerkur Spiel-Arenaで迎え撃ち、ブンデスリーガ2部の後半戦をスタートさせる (18:30キックオフ)。ここでは、そんな今年最終戦の対戦相手をチェックしていく。
シーズン目標への険しい道
フォルトゥナとの今季開幕戦の前、SandhausenのMikayil Kabacaスポーツダイレクターは「我々の目標は、できる限り早く勝ち点40の大台に乗せることです」と述べていた。しかし、Baden-Württembergernを拠点とするチームは、シーズン前半戦を終えた時点でまだ多くの課題を抱えており、現在は目標である勝ち点40ポイントのうち14ポイント獲得で17位に位置している。Kabacaスポーツダイレクターもこれではまだ安心できていないだろう。
ピッチ上での経験
Sandhausenにとって、シーズン後半戦はこれまでにないほどの”降格戦い”になることが予想される。というのも、Sandhausenはこれまでのブンデスリーガ2部でのシーズンで、17試合を終えた時点で今シーズンほど獲得した勝ち点が少なかったことはない。これにより、後半戦はシーズン前に獲得していた経験豊富な選手たちが鍵を握ることとなるだろう。その中の1人がPascal Testroet。31歳の彼はプロとして300試合以上に出場して100得点近くを挙げており、今季も5得点をマークしているSandhausenのベストストライカーだ。それに加え、キャプテンのDennis DiekmeierやAlexander Esswein、Daniel Keita-Ruelなど、リーグ残留を成し遂げるための戦い方を知る、経験豊富な選手たちも所属している。
指揮官の経験
今季前半戦の最初は2人の監督がチームを率いていたが、金曜日には再び1人の監督がチームの指揮を執ることとなる。昨シーズン、Sandhausenをリーグ残留に導いたGerhard Kleppinger監督とStefan Kulovits監督は、今シーズンも引き続きチームの指揮を執ることとなっていた。しかし、最初の7試合でわずか勝ち点4ポイントしか獲得できなかったため、この2人は解任となり、経験豊富なAlois Schwartz監督が新しい指揮官に就任。54歳の同監督は過去に3年間、SV Sandhausenを率いて100試合以上を戦った経験を持っており、常にクラブをブンデスリーガ2部の中盤に位置づけていた。それでも今、SandhausenはSchwartz監督の下、これまでの10試合でわずか2勝にとどまっている。



