2021/12/13 | ニュース
フォルトゥナが”ボランティアに感謝!”
マッチデー・キャンペーン:ハーフタイムにブラインド・レポーターが代表して表彰されることに
先週末のマッチデーには、ブンデスリーガ、ブンデスリーガ2部、3部リーグ、FLYERALARM女子ブンデスリーガの数多くのクラブが”ボランティアに感謝!”キャンペーンに参加し、ボランティア活動を行う多くの方々に感謝の意を表した。そしてフォルトゥナでは、FC St. Pauliとのホームゲームのハーフタイムに4人のブラインド・レポーターが代表して表彰されることに。
Robin Kleinschnitz、Fabian Wienhusen、Uwe Mies、Frank Breuers、そしてフォルトゥナのThomas Röttgermann会長がハーフタイショーに登場し、MCを務めるAndré Scheidtからの質問に答え、表彰の際には大きな拍手が送られることに。さらに、ボランティアの4人 (ブラインド・レポーターは全部で6人)には、プレゼントとして背番号10とそれぞれの名前がプリントされたホームユニフォームが贈られた。
約11年前から、視覚障害者や目の不自由なフォルトゥナファンは、ホームゲームをブラインド・レポーターによる音声解説で楽しむことが可能となっている。また、この音声解説はアプリのストリームでも試聴できることとなっており、フォルトゥナファンはそこでリアルタイムの音声解説を楽しむことができる。
ドイツのサッカー界では約160万人の方々がボランティアで活動しており、彼らこそがコロナパンデミックの中でもクラブを率いて衛生面の規制を厳守し、2度のロックダウンを乗り越え、昨夏にアマチュアサッカーの再スタートを成功させた人たちである。だからこそ、毎年公式に表明されるボランティアの方々への感謝の気持ちが今回は一層強調されている。



