フォルトゥナがサステナビリティー向上委員会を設立
社会的責任、環境問題に対する責任をさらに強化
金曜日の夜に行われたホームゲームの前、フォルトゥナが新たに設立したサステナビリティー向上委員会が初の会議を開いた。クラブは、社会的責任・環境に対する責任の一環としてこの委員会を設立し、今後の持続可能性についてクラブ首脳陣に助言していくこととなる。この委員会は、学問、経済、政治などの専門家7名で構成されており、さまざまな視点や提案からクラブが幅広く持続可能な活動を行なっていくことを目的としている。
先週金曜日、サステナビリティー向上委員会は初めてクラブ首脳陣と共にデジタル会議を開催し、タスク、目標、次のステップを検討することに。なお、この委員会はフォルトゥナの会員であり、環境問題の専門家であるDr. Martin Keulertz氏が委員長を務めている。
サステナビリティー向上委員会のメンバーは以下の通り:
- Claudia Gibis:環境経済学者であり排出権取引の専門家で、ベルリンの連邦環境庁に勤務している。
- Stefanie Jankowski:CampinaFrieslandのコミュニケーション・マネージャーで、フォルトゥナのスポンダーである”Tuffi”を代表してサステナビリティー向上委員会に参加。
- Günter Karen-Jungen:長年に渡りデュッセルドルフ市議会議員を務め、2014年から2017年にはデュッセルドルフの市長を務めていた。また、2009年から2014年まではフォルトゥナの監査役のメンバーでもあり、2018年からはフォルトゥナの選挙管理委員会のメンバーとなっている。
- Dr. Martin Keulertz:西イングランドにある大学 (Bristol)の環境マネジメント学科講師であり、サステナビリティー向上委員会の委員長を務める。
- Mareike Klein:Henkel AG & Coのグローバル・サステナビリティ・マネージャーで、フォルトゥナのメインスポンサーを代表してこの新しい委員会に参加。
- Dr. Jan-Marcus Nasse:Stadtwerken Düsseldorf AGのサステナビリティ・マネージャーで、サステナビリティー向上委員会の一員として、持続可能なエネルギーとモビリティに関するテーマを担当。
- Maik Willmes:Kaiser Real Estateの社長であり、デュッセルドルフの市民会社で気候保護プロジェクト”It’s for Kids”のボランティア活動を行なっている。
Thomas Röttgermann会長:
「持続可能性 (サステナビリティ) は単なるトレンドではありません。むしろ、これは我々の社会において必要不可欠なものです。我々フォルトゥナ・デュッセルドルフも持続可能性に関わる活動に積極的に取り組み、社会的責任を一貫して果たしていくことが必要だと考えています。クラブとして特別なカリスマ性があり、エモーショナルに多くの人へ影響を与えられるので、それをきっかけに変化や改善を促していけると思います。持続可能性は社会全体に影響を与えるものなので、サステナビリティー向上委員会を通して様々な分野の専門家の協力を得て、この重要なテーマを正当に評価していきたいと思っています。また今後、主要なパートナーとの協力関係を築くためにも、サステナビリティの基準を満たすことは必要不可欠となります。我々はこれからこの基準を満たすことに集中していきたいと思います。我々の目標は、プロサッカークラブの中で積極的かつ先進的な役割を果たすことです」



