第14節・SG Dynamo Dresden vs Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナがDRESDENに敗戦
日曜日の午後、フォルトゥナはアウェーにてSG Dynamo Dresdenに0-1で敗北を喫した。 試合は終始互角の戦いとなったものの、前半終了間際にChristoph Dafernerに決められたPKが決勝点となり、Dresdenに軍配が上がっている。
スターティングメンバー:Iyohaが復帰
Christian Preußer監督は、代表ウィーク前に行われたHannover 96との試合から3つのポジションを変更してこの試合に臨んだ。負傷したAndre Hoffmannとアペルカンプ真大に代わり、Tim Oberdorfと田中碧が先発出場。そして、Emmanuel Iyohaが半年以上ぶりにスタメンに名を連ねることに。これにより、 Marcel Sobottkaがベンチスタートとなった。また、この試合で Adam Bodzekがフォルトゥナにて2部リーグでの199試合出場を果たし、Oliver Finkの記録に並んでいる。
前半:中盤での激しい攻防
試合前の記者会見でPreußer監督が述べていた通り、Dresdenとの一戦は非常に激しい戦いとなった。両チームとも序盤から相手にプレッシャーをかけ、特に中盤で激しい攻防が繰り広げられる展開に。そんな中、フォルトゥナがこの試合最初のチャンスを作り出す。11分、コンビネーションから抜け出したKhaled Nareyがシュートを放つも、相手DFがブロック。さらにその数分後には、フォルトゥナのコーナーキックから相手DFの頭に当たってボールがゴールに向かうも、ここはゴール外側のサイドネットへ (18分)。続き22分には、IyohaのセンタリングからRouwen Henningsがゴールを狙うも、ここはゴール右へ逸れていく。
DafernerのPKで相手チームが先制
試合は30分あたりからDresdenが流れを掴み始める。29分、Christoph Dafernerから危険なクロスを入れられるも、ここはMatthias Zimmermannが体を張って阻止。しかしその直後、フォルトゥナファンが息を飲む瞬間が訪れる。ビルドアップの際にGKのFlorian Kastenmeierの不用意なパスがDafernerにカットされ、ゴール前でフリーになっていた選手にボールが渡るも、ここはオフサイドの判定となりピンチを逃れる形に (33分)。それでも前半終了間際、Dynamoのファンが歓喜に湧く。ペナルティエリア内でChristoph KlarerがRansford-Yeboah Königsdörfferを倒してしまい、PKを献上 (42分)。このPKをDresdnerに決められ、相手に先制点を奪われてしまう (43分)。
後半:Klarerが最後のところでクリア
後半もお互い得点チャンスの少ない展開に。ホームの観客の声援に後押しされたDresdenは、デュエルの強さがさらに増し、特に1対1の局面や球際で持ち味を発揮する一方、フォルトゥナは攻撃面で突破口を見出せない。そんな中、Dynamoが追加点のチャンスを迎える。DFラインのコミニュケーションミスから、Oberdorfのパスが短くなったところをDafernerに奪われ、Florian Kastenmeierと1対1の局面を迎えるも、ゴール前に走り込んでいた味方選手へのラストパスを送ったところに、ゴール前へ戻ったChristoph Klarerが最後のところでクリアして相手に追加点を与えない (72分)。
NareyとBodzenikがチャンスをものにできず
なんとしても1点が欲しいフォルトゥナは猛攻を仕掛け、2度のビッグチャンスを作り出す。まず、Henningsのラストパスに抜け出したNareyがペナルティエリア内からシュートを放つも、ここは相手GKのKevin Brollに阻まれてしまう (77分)。そして試合終了間際、Nareyの折り返しに途中交代で入ったRobert Bozenikがゴール前フリーでダイレクトシュートを放ったものの、惜しくもゴールの枠を捉えることができなかった。試合はこのままタイムアップを迎え、フォルトゥナはDresdenを相手に0-1の悔しい黒星を喫した。
Heidenheimとのホームゲーム
次節、フォルトゥナは11月26日(金)に1. FC Heidenheimをホームで迎え撃つこととなる (18:30キックオフ)。



