Bericht

2021/11/10 | ニュース

トラディショナルチームが土曜日にTV GRAFENBERGと対戦

”Hilfe zur Selbsthilfe”のためのチャリティーマッチ

今週土曜日 (11月13日)、フォルトゥナのトラディショナルチームが隣町クラブのTV Grafenbergと対戦する (15:00キックオフ)。このチャリティーマッチは、夏の洪水被害の修復のための資金援助を目的とした様々な支援キャンペーンの1つとなっており、当日の収益はすべて”Hilfe zur Selbsthilfe (自助の救済)”に寄付されることとなる。

TV Grafenbergとフォルトゥナのトラディショナルチームの試合は40分×2で行われ、単純に勝者を決める1つのイベントとなっている。隣町クラブをサポートするフォルトゥナの協力により、Ostparkに近いTVGのクラブグラウンドは一刻も早く”通常”な状態を取り戻すことができるかもしれない。

 

大きな損害と人的被害をもたらした自然災害

今年7月中旬、ドイツ西部から南西部にかけて大雨による洪水が発生した。特にNRW (ノルドライン・ヴェストファーレン州)とラインランド・プファルツ州は大きな被害に遭い、残念ながら多くの死者が出ることに。また、SulzbachstraßeにあるTV Grafenbergのグラウンドや、隣接するテニスコート、ホッケーコートもDüsselが氾濫したことにより被害に遭っている。TV GrafenbergのUli Geduldig会長は、「グラウンドは水の高さが1,20メートルにも達し、地下にあるロッカールームは完全に浸水しました。水の高さは70センチほどでした」と報告。彼はこの恐怖のシナリオをよく覚えているという。しかしそれと同時に、Geduldig会長と彼のクラブの同僚たちはこの嵐の後に多くの人が助けてくれたことも覚えており、「善意の言葉だけではなく、行動で示してくれました」と感謝を述べている。

 

隣町クラブへのサポートと#bierfürtvgrafenberg

これにより大きな結束が生また。「PSV BorussiaやSportfreunde Gerresheim、DJK Agonにもサポートしてもらい、RW LintorfとSchwarz-Weiß 06には地域カップ戦での収益を寄付していただきました。また、ニーダーザクセン州やベルリンからも支援を受けました」と語るGeduldig会長は、続けて男子チームとユースチームのカップ戦の収益をすべて寄付したFrisia Goldenstedtに対して、「我々はそこでのトーナメントによく参加していました」と友好関係を説明。また、ドイツの首都からも非営利団体のファンがイニシアチブをとる”FanOnStreet (FOS)”が支援を行っている。彼らは「我々FOSは、Grafenbergの洪水被害について聞き、Tasmania Berlinに所属するNigel Bierと連絡を取りました。彼はすぐに7番のユニフォームを用意してくれて、それがオークションにかけられることになりました」とコメント。

 

さらに、FC Carl Zeiss Jenaの選手は、ドイツ杯第1回戦で1. FC Kölnと対戦し、PK戦で敗れた試合のオリジナルユニフォームを寄付。フォルトゥナも多数のユニフォーム、シャツ、マフラーなどのファングッズを寄付している。なお、このキャンペーンでは800ユーロが集まった。

 

Klaus Allofs、Jens Langeneke、Gerd Zeweなども参加

フォルトゥナの役員であるKlaus Allofsは、Gerresheim出身者として隣町で行われる土曜日のチャリティーマッチを訪れる。また、フォルトゥナのレジェンドであるGerd Zewe、Egon Köhnen、Wilfried Woyke、Benno Beirothも参加を表明している。さらに、元プロ選手のJens Langeneke、Axel Bellinghausen、Sven Backhaus、Ahmet Cebe、Marc Sesterhenn、GKのPatrick Deußなどの著名人も参加することとなっている。

 

それに加え、当日は”Wohnzimmer-Band”によるライブ演奏も行われることとなっており、この日はスポーツ面での比較だけでなく、何よりもまず結束と経済的支援のための1日となる。

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