日本人の俊足サイドバックとフリーキックの名手
Hannover戦に向けて知っておくべき数字をチェック
カップ戦、リーグ戦とアウェー2連戦を経て、今週の土曜日(11月6日)には再びホームゲームが開催される (13:30キックオフ)。そして今回、フォルトゥナの対戦相手となるのは1週間半前にも対戦したHannover 96。ここでは、この試合に向けて知っておくべき数字をチェックしていく。
4選手…
…両チーム合わせて4人の選手が相手のクラブでプレーした過去を持つ。Edgar Prib、Andre Hoffmann、Felix Klausの3人は、2016/17シーズンにHannoverにてブンデスリーがに昇格を果たしていた。また、デュッセルドルフ対Hannoverの試合で3得点を挙げているKlausは、この両チームの対戦における得点王ともなっている。一方、現在ニーダーザクセン州のチームでプレーしている元フォルトゥナの選手はLuka Kranjcだ。このスロベニア人DFは、2020/21シーズンにフォルトゥナでプレーし、今夏からHannoverの一員として活躍している。
フリーキック7本…
…これはHannoverのSebastian Kerkがブンデスリーガ1部・2部にて直接フリーキックを決めた本数。彼はこれまでにブンデスリーガで合計23得点を挙げているが、その約3分の1はフリーキックでの得点ということとなる。Kerkは昨夏、3部リーグに降格したVfL OsnabrückからHannoverに移籍。また、彼が今季最後に得点を挙げたのは第11節のRegensburg戦で、これも直接フリーキックでゴールネットを揺らしていた。フォルトゥナは彼のフリーキックに注意を払う必要がある。
36 km/h…
…現在、Hannoverに所属している日本代表の室屋成は、チームで最も速い選手であるだけでなく、リーグでもトップレベルのスピードを誇る。この27歳の日本人サイドバックは、RostockのMamba 、KielのNeumannに並び、リーグ最速の選手の1人となっている。また、室屋は1試合あたりのスプリント回数でもトップレベルで、90分の平均スプリント回数が36回。ちなみに今季、フォルトゥナで最速スピードを記録しているのはKristoffer Petersonで、34 km/h となっている。
3回…
…これはフォルトゥナの守備を支えるディフェンスの選手たちが得点を挙げた回数だ。直近のホームゲーム、Karlsruhe戦でChristoph Klarerがゴールを決めたことにより、デュッセルドルフの守備陣はリーグで最も攻撃的なバックラインとなっている。フォルトゥナはKlarerに加え、Matthias ZimmermannやAndre Hoffmannも今季得点をマークしているのに比べ、Hannoverの守備陣はまだ前線で成功を収められておらず、無得点の状態が続いている。



