第11節・Fortuna Düsseldorf vs Karlsruher SC
フォルトゥナがKarlsruheに勝利!
フォルトゥナが素晴らしいパフォーマンスを発揮!土曜日の午後、Christian Preußer監督率いるチームがKarlsruher SCを3-1で下した。相手のオウンゴールでフォルトゥナが先制したものの、その直後にMarvin Wanitzekに得点を許し、試合は振り出しに。それでも後半、再び猛攻を仕掛けたデュッセルドルフはChristoph KlarerとKhaled Nareyが追加点を奪い、ホームで今季初の勝ち点3を獲得することに成功した。
スターティングメンバー:Oberdorfが先発デビュー
Christian Preußer監督は、Hamburger SV戦から2つのポジションを変更してこの一戦に臨んだ。これにより、累積出場停止となっているEdgar Pribに代わって田中碧が再び先発に名を連ね、センターバックにはU23チームの選手であるTim Oberdorfがプロとして初のスタメン出場を果たすことに。
前半:相手のオウンゴールで先制
これまでにもよくあったように、フォルトゥナがホームで良い立ち上がりを見せる。しかし、今回はこれまでの4試合とは対照的に、Preußer監督率いるチームが早い段階でリードを奪うことに成功する。Kristoffer Petersonが左サイドを抜け出すと、中央へ送ったパスが相手DFのPhilip Heiseに当たってオウンゴールを誘い、フォルトゥナが先制 (10分)。また、試合開始から数分後にはコーナーキックの本数が5:0となるなど、フォルトゥナが明らかに主導権を握る展開でゲームが進む。15分にはPetersonに追加点のチャンスが訪れたものの、Khaled Nareyからのクロスにダイレクトで合わせたシュートはゴールの上を越えていく。
相手が最初のチャンスで得点
しかし、これもまた今季よくあったように、相手チームに最初のチャンスで得点を奪われてしまう。22分、Marvin Wanitzekが放ったシュートが田中碧の足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らされ試合は振り出しに。その後、フォルトゥナは何度もサイド攻撃を仕掛けるも、次のチャンスは相手に訪れる。Matthias Zimmermannの短いバックパスに反応したPhilipp Hofmannが、Florian Kastenmeierと1対1の局面を迎えるも、ここはフォルトゥナの守護神がスーパーセーブを見せ、相手に追加点を許さない (38分)。こうして、試合は1-1でハーフタイムへ。
後半:2回連続ポスト直撃からのKlarer
後半開始5分、フォルトゥナが再び相手のゴールネットを揺らす。コーナーキックからKarlsruheのペナルティエリア内で混戦になると、最初にPetersonが放ったシュートはクロスバーに直撃し、その跳ね返りに反応したFlorian Hartherzのシュートはポストに阻まれる。それでも相手チームはこのボールをクリアできず、最後はKlarerの元にボールがこぼれる。これを若きオーストリア人センターバックがしっかりと押し込み、フォルトゥナが2-1と勝ち越しに成功 (51分)。これで勢いに乗ったフォルトゥナはさらに猛攻を仕掛け、追加点を奪って見せる。カウンターからPetersonが再び左サイドを抜け出すと、ゴール前に走り込んだNareyにラストパスを送り、このボールにNareyが合わせてリードを2点に広げる (62分)。
ゴールライン側でのクリア
後半、ほとんどチャンスを作り出せないKarlsruheに対し、この3点目はダメ押しとなった。さらに言えば、結果はもっと点差が付いていてもおかしくなかったかもしれない。そんな中、70分には田中の素晴らしいループパスに抜け出したNareyが相手GKと1対1の局面を迎えるも、フォルトゥナの背番号20が放ったループシュートは相手DFのHeiseにゴールライン側ギリギリのところでクリアされてしまう。それでもフォルトゥナは多くの選手交代を行い、試合終盤になっても集中を切らさなかった。また、セカンドチームに所属するPhil Siebenが後半ロスタイムにプロデビューを果たすなど、今日はフォルトゥナのファンにとって最高の1日となっている。
Hannoverとのドイツ杯第2回戦
フォルトゥナは来週水曜日 (10月27日)、アウェーにてHannover 96とのドイツ杯第2回戦に臨む (20:45キックオフ)。



