Bericht

2021/10/20 | ニュース

PHILIPP HOFMANN以外にも注意

対戦相手チェック:Karlsruher SC

10月23日(土)、フォルトゥナはアウェーにてHSVに貴重な勝ち点を挙げた勢いを活かし、Karlsruher SCを相手にホーム初勝利を狙う (13:30キックオフ)。ここでは、そんなChristian Preußer監督率いるチームを待ち受ける次の対戦相手をチェックしていく。

充実したスタート

今季ここまでで勝ち点16ポイントを獲得し、7位に位置しているKarlsruher SCは、非常に満足のいくスタートを切っている。昨シーズンには6位と大健闘を見せたものの、Karlsruheは今シーズンの目標を再びリーグ残留と宣言。現在、Christian Eichner監督率いるチームは降格争いには無関係の状況にあると言えるだろう。前節ではFC Erzgebirge Aueを相手にホームにて2-1で貴重な勝利を収め、その前にはアウェーにて当時リーグ首位であったSSV Jahn Regensburgから勝ち点1を獲得。ちなみに、この試合は2-2の引き分けとなったものの、途中まではKarlsruheが2-0でリードを奪うなど、試合の主導権を握っていた。

 

センタリング、ポゼッション、大型ストライカー

Karlsruheは今季すでに16得点を奪っているが、その内の5得点はリーグ最高のストライカーの1人であるPhilipp Hofmannによるものだ。この身長1,95mの大型FWは、セットプレーにおいて絶対的なターゲットとなるだけでなく、ロングボールを巧みに収められる素晴らしいポストプレーヤーでもある。しかし、Karlsruheが得意とするのはこのストライカーへのロングボールや彼を使ったポストプレーだけではない。KSCはクロスの本数がリーグでも3番目に多く(142本)、卓越したパスサッカーを繰り広げ、平均ポゼッション率53% (リーグで4番目に高い)という数字がそれ裏付けている。

 

ミドルシュートを得意とする選手と累積出場停止のGK

高い技術を持つJerome Gondorf、Kyoung-Rok Choi、Marvin Wanitzekの中盤トリオはチームでも特別な役割を果たしており、特にミドルシュートを得意とする28歳のWanitzekには注意を払う必要がある。彼はSchalke戦 (2-1)でラストミニッツゴールを挙げて勝利に貢献するなど、ペナルティエリア外から今季すでに2ゴールをマークしている。また、WanitzekはMarc LorenzやPhilip Heiseと並び、セットプレーでも危険な存在となる。しかし、KSCは土曜日に中心選手の1人を欠くこととなっており、正GKのMarius Gersbeckは前節のAue戦でレッドカードを受けたため、フォルトゥナとの試合には累積出場停止に。これにより、オーストリア・ブンデスリーガにて長年にわたり正GKを務めていたMarkus Kusterがゴールマウスを守こととなる。

 

古巣対決となる選手たち

フォルトゥナにはMatthias ZimmermannとRouwen HenningsというKSCで長い間プレーした経験のある選手がいる一方で、Karlsruheにもフォルトゥナで長年に渡りプレーしていた選手が1人所属している。フォルトゥナで7年間プレーしたRobin Bormuthは、2020/21シーズン前にデュッセルドルフからKarlsruheに移籍を果たしていた。しかし、このセンターバックはそれ以来、古巣対決にどこか縁がない。Bormuthは最後にデュッセルドルフで行われたアウェー戦をコロナによる隔離で欠場。また、この26歳のセンターバックは怪我により今週土曜日の試合にも出場しないだろう。これにより、センターバックには前節同様、Daniel Gordon (37歳のベテランで、Rouwen Henningsの親友の1人)が起用される可能性が高い。

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