「人種差別に対して明確なシグナルを示さなければならない」
KHALED NAREYがポッドキャスト”ROT & SCHWEISS”に登場
Oliver BendtがMCを務めるフォルトゥナのポッドキャスト”Rot & Schweiß”の最新版に新加入のKhaled Nareyが登場し、自身の育ちやトーゴの代表チーム、料理のスキル、またドイツのスタジアムでの人種差別についてなど深刻なテーマについても語っている。
Nareyは9歳のとき、家族とともにノイウィードからレヴァークーゼンに引っ越して来て以来、Bergfried Leverkusen、Bergisch Gladbachを経て、Bayer LeverkusenのU17チームでプレー。Nareyは「当時はあまり自由な時間がありませんでした。それでも、Bayer Leverkusenでプレーした時間は私にとって素晴らしい経験になりました。そこではBergisch Gladbachよりもはるかにプロフェッショナルなトレーニングを行なっていたので、まずはレベルに慣れる必要がありました」と当時のことを振り返る。
その後、Leverkusenのセカンドチームに昇格したものの、クラブはその直後にリーグへの登録を解除することに。「もちろん最初はショックでしたが、すぐにDortmundへ移籍することが決まりました」とNarey。そこで、プファルツ出身の彼は初めて一人暮らしを始めたことにより、自分1人で家事をしなければならなくなる。そんな彼は「料理は上手くありませんが、少しはマシになりましたね。ただ、まだ星の付くようなメニューは作れませんよ」と笑みを浮かべるシーンも。そして、BVBのセカンドチームに所属していたサイドアタッカーは、トップチームから負傷者が出たことにより、一時的にブンデスリーガのメンバー入りを果たすことに。Nareyは「チームメイトや監督との出会いは、私にとって大きな経験となりました。Kloppはすごい人です。なぜチームが彼のために闘志を燃やすのかという理由が理解できました」と語る。
シーズン終了後、NareyはPaderbornに移籍し、そこで2部リーグの経験を積むことに。同クラブが3部リーグに降格した後はFürthに移籍し、そこでの2年間で2部リーグのサイドバックとしての経験を積んだNareyは、「Fürthは選手が成長できる素晴らしいクラブです。若い選手がミスをしても許されるので、次のステップに向けて準備をすることができました」と振り返る。
こうして一歩ずつステップを踏んできたNareyhは、2018年にHamburger SVへ移籍。「他にもオファーがありましたが、私は意識的にこのクラブを選びました。HSVでプレーする可能性があるのであれば、長く考える時間は必要はありません」と述べるNareyは、最初のシーズンからHSVのレギュラーとして活躍。それでも昇格を逃した後、彼はクラブのチーム構成から外されてしまう。「最後は非常に辛かったですが、それでも私をさらに成長させてくれた良い3年間でした」NareyはHSVでの時間を振り返った。
こうして今夏にデュッセルドルフへの移籍を果たした27歳のサイドバックは、「自分と家族にとって何が一番良いかを考えた結果、デュッセルドルフに移籍することを決めました。フォルトゥナは伝統あるビッグクラブですし、クラブ首脳陣とも非常に良い話し合いができました」とコメント。 そして今、フォルトゥナの攻撃的右サイドバックとして活躍しているNareyは、「私は後ろに残り、サイドを固めるだけのクラシックな右サイドバックではありません。私のサイドを経由する場合は、必ず攻撃にも関与するようにしています。それが私のプレースタイルであり、監督からもそれを求められています」と自身の長所を強調した。
そして、黒人選手であるNareyにとってスタジアムでの人種差別は大きなテーマの一つだ。この問題に対してトーゴ人の両親を持つNareyは、「もちろんキャンペーンを行うことはできますが、人種差別と戦うのは難しいことです。もしこのような行為に気付いたら、明確なシグナルを示してより一貫した行動をとり、他の人が便乗しないためにもこのような人々をスタジアムから永久追放しなければなりません」とポッドキャストにて自身の明確な意見を述べている。
フォルトゥナのポッドキャストは、ホームページより全エピソードをダウンロードして視聴することが可能となっており、SPOTIFYチャンネルでも全エピソードを視聴することができる (ドイツ語)。


