Bericht

2021/09/26 | ニュース

激動の後半

Ingolstadtとのアウェー戦での5つの要点をチェック

フォルトゥナは土曜日の午後、激動とも言える後半を乗り越え、Ingolstadtから勝ち点3を獲得した。前半は見どころが少なかったものの、後半は非常に話題性のある展開に。アウェーにて”Schanzer”ことIngolstadtに勝利した一戦での5つの要点は以下の通り。

1.全く違う前半と後半

土曜日の午後、ハーフタイムにおけるExpected Goalsの値は0.06~0.07となっていた。そのため、フォルトゥナとIngolstadtがスコアレスでロッカールームへ戻ったのも驚くことではないのかもしれない。それでも後半は全く違う展開に。攻撃的に出たフォルトゥナが先制点を奪うと、前がかりになったIngolstadtに対してカウンターアタックを仕掛け、追加点をマーク。後半は前半の何倍もエキサイティングで、見応えのある白熱した展開が繰り広げられた。

 

2.Nareyが2アシストをマーク

この夏の新加入選手であるKhaled Nareyは、日曜日にも再びその好調ぶりを証明して見せた。まず、フリーキックでAndre Hoffmannに完璧なクロスを上げて1点目をお膳立てすると、Matthias Zimmermannが挙げた2点目も彼のラストパスから生まれ、このサイドハーフはデュッセルドルフが挙げた2得点両方のアシストをマークしていた。これにより今シーズン2得点4アシストを記録したNareyは、クラブのスコアラーポイントランキングのトップに立っており、今季これまでにデュッセルドルフが挙げた11得点のうち半分以上に関与している。なお、リーグ全体 (第8節の日曜日の試合前)を見ても、Nareyより多くのアシストをマークしているのはSt. PaulisのDaniel-Kofi Kyerehだけとなっている。

 

3.Zimboの30分間

”Zimbo”ことMatthias Zimmermannが土曜日にプレーした時間は32分間。それでも、この右サイドバックはこの短時間でフル出場よりも多くのことを経験したと言える。先制点の直後、フォルトゥナのChristian Preußer監督は選手交代を行い、”Zimbo”を右サイドバックに配置し、Khaled Nareyをひとつ前のサイドハーフのポジションに移動させる。するとその僅か15分後、カウンターで相手ゴール前に駆け上がったZimmermannが、強烈なシュートを決めて2-0に。しかしその15分後、相手と接触した際に深い切り傷を負った”Zimbo”は途中交代を余儀なくされ、すぐにロッカールームで傷口を縫い合わせる手術を行った。Zimbo、お大事に!

 

4.今シーズン初のレッドカード

2021/22シーズン、ゴールキーパーのFlorian Kastenmeierがフォルトゥナの選手として初の退場処分を受けることに。ペナルティエリア外にて手でボールに触れたことにより、このGKはレッドカードを提示された。その後、交代で入ったRaphael Wolfは、PKこそ決められたものの、相手のチャンスに好セーブを見せるなどしっかりと自身の役割を果たしている。なお、KastenmeierがDFB (ドイツサッカー協会)からどのくらいの期間、出場停止処分を受けるのかはまだ明らかになっていない。それでもフォルトゥナの正GKは、来週末に行われるSC Paderbornとのホームゲームには出場できないことは確実となっている。

 

5.そして…

…試合終盤には少しショッキングな”ヘディング”のシーンが。Andre Hoffmannが前線にロングボールを送ろうと蹴ったボールが、Marcel Sobottkaの後頭部に直撃。”Cello”ことSobottkaは一時的にピッチに倒れ込んだものの、プレーを続行した。これに対してHoffmannは試合後、「あれは私の不用意なプレーでした。それでも”Cello”はその後に良いプレーを見せていたので、もしかしたらあの一撃が彼を目覚めさせたのかもしれませんね」と笑いを誘った。

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