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2021/09/22 | ニュース

2部リーグに復帰したSCHANZER

対戦相手チェック:INGOLSTADTとのアウェー戦へ

今週末、フォルトゥナはバイエルン州へ移動し、9月25日(土)にFC Ingolstadtとアウェー戦に臨む (13:30キックオフ)。2年間に渡り3部リーグでプレーした”Schanzer”ことIngolstadtは、今年の夏にブンデスリーガ2部に復帰。Roberto Pätzold新監督を迎えて開幕した今シーズン、好スタートこそ切れていないものの、Schanzerは間違いなく2部リーグのチームとして相応しい力を持っている。ここでは、そんな次節の対戦相手をチェックしていく。

3度目の正直

3年連続で入れ替え戦を戦ったIngolstadtにとって、この3シーズンは非常にエキサイティングな期間となっている。2018/19シーズン、Wehen Wiesbadenとの入れ替え戦に臨んだIngolstadtは、アウェーにて2-1で勝利を収めたものの、ホームのAudi-Sportparkにて2-3で敗れ、アウェーゴール・ルールにより3部リーグへの降格を余儀なくされる。その翌年、”Schanzer”は3部リーグのチームとして1. FC Nürnbergとの2部昇格をかけた入れ替え戦に臨むことに。Max-Morlock-Stadionで行われたファーストレグは0-2で敗れ、セカンドレグではIngolstadtが長い間3-0でリードを保っていたものの、試合終了間際の93分にNürnbergが挙げた劇的ラストミニッツゴールの前に2部昇格の夢を打ち砕かれていた。また、この時もIngolstadtの運命を左右したのはアウェーゴール・ルールだった。そして昨季、3度目の正直として挑んだ入れ替え戦でVfL Osnabrückに勝利し、再び2部昇格を成し遂げている。

 

ベテランストライカーとトップタレント

Ingolstadtを再びブンデスリーガ2部へ導いた立役者は、キャプテンのStefan KutschkeとトップタレントのFilip Bilbijaの2人だ。32歳のKutschkeは、プロとしてすでに250試合以上に出場しており、センターフォワードとして豊富な経験を兼ね備えている。そして、身長1,94mの大型MFであるBilbijaは、Dynamo Dresden、1. FC Nürnberg、SC Paderborn、VfL Wolfsburgなどでもプレーした経験を持つ。しかしここ最近、Kutschkeは膝のカプセルを痛めたことで離脱を余儀なくされていた。そんな彼と並び、21歳のBilbijaは昨シーズンの”Schanzer”で誰もが認める主力選手として活躍し、特に入れ替え戦では重要なスコアラーポイントをマークしていた。なお、この若きMFは今季ここまで2ゴールを挙げ、チームのベストスコアラーとなっている。

 

不調なシーズンスタート

今シーズンここまで数試合を終えた時点で、Ingolstadtはそこまで良いスタートを切れていない。Dresdenとの昇格チーム同士となる直接対決では0-3の敗北を喫し、第2節ではHeidenheimを相手にリードを奪ったものの、Pätzold監督率いるチームは最終的に1-2で敗れ、勝ち点を獲得することができなかった。ドイツ杯では第1回戦でリーグのライバルでもあるAueに勝利した後、第2回戦でDarmstadtに1-6で大敗を喫している。しかし、その後の2試合は相手を無失点に抑え、勝ち点4ポイントを獲得。それでも、続くWerder Bremen戦とFC St. Pauli戦で2連敗を喫し、バイエルンに拠点を置くチームはここまで勝ち点4ポイント獲得で17位に留まっている。そのため、Ingolstadtはフォルトゥナを相手になんとしても勝ち点獲得を狙ってくるだろう。

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