第7節・Fortuna Düsseldorf vs Jahn Regensburg
JAHN REGENSBURGとの一戦は1-1の引き分けに
フォルトゥナ・デュッセルドルフと首位Jahn Regensburgの一戦は、1-1の引き分けでタイムアップを迎えた。試合内容からすれば、勝利を収めていてもおかしくない一戦だったと言えるだろう。試合は18分、Max Besuschkowに先制点を奪われたものの、その30分後にはFlorian HartherzのクロスにRobert Bozenikが1-1となる同点弾を挙げている。
スターティングメンバー:
Christian Preußer監督は、前節のErzgebirge Aueとのアウェー戦に1-0で勝利した先発メンバーとほぼ同じメンバーで首位Regensburgとの試合に臨むことに。唯一の変更したのは、Jakub Piotrowskiに代えて新加入のRobert Bozenikを起用。これによりフォルトゥナは4-4-2のシステムでキックオフを迎えた。
前半:相手チームが最初のチャンスで得点
フォルトゥナはホームのMerkur Spiel-Arenaで自分たちがゲームを支配するためにも、立ち上がりから非常に良いスタートを切る。そして、序盤から猛攻を仕掛けるフォルトゥナにチャンスが訪れる。しかしRouwen Hennings、Robert Bozenik、Felix Klausの3人が相手ペナルティエリア内でチャンスを迎えるも、ここは得点に繋げることができない (5分)。その後、Regensburgに試合の主導権を握られると、相手が迎えた最初のチャンスでリードを奪われてしまう。ペナルティエリアの左角からMax Besuschkowに決められ0-1に (18分)。
2トップが躍動
フォルトゥナはこの失点に臆することなく猛攻を続け、Jahnに新たなチャンスを作らせない。それでも29分、クロスからKaan Caliskanerに追加点のチャンスが訪れる。しかし、彼のヘディングシュートはゴールを僅かに逸れていき、フォルトゥナはピンチを逃れる。一方のデュッセルドルフは、クロスから2トップが相手ゴール前で何度も危険な状況を作り出していく。21分には、Henningsがクロスボールにダイレクトで合わせるもGK正面へ。しかしその数分後、Klausからのクロスはフォルトゥナの背番号28には合わないものの、そのボールに反応したFlorian Hartherzが逆サイドから鋭いセンタリングを上げる。そして、このボールにBozenikがヘディングで合わせてゴールネットを揺らし、試合は振り出しに (33分)。
後半:追加点を狙うフォルトゥナ
後半最初のチャンスもフォルトゥナに。今度はKhaled NareyからのセンタリングにHenningsが頭で合わせるも、このシュートはゴールの上へ (47分)。その10分後、Kristoffer PetersonとBozenikのコンビネーションからデュッセルドルフが追加点のチャンスを迎える。左サイドハーフからの巧みなパスを受けたストライカーが、ゴール正面ペナルティエリアの外から狙い澄ましたシュートを狙うも、このシュートは僅かにゴール右へ (56分)。ここから試合は少し激しさを増すことに。まず、田中碧がゴール前の良い位置でSteve Breitkreuzに倒されると、その後には同じような位置でKlausが倒され良い位置でフリーキックを獲得。しかし、HenningsとKlausの直接フリーキックはゴールを脅かすことができない (65分、67分)。
フォルトゥナにショックの瞬間
76分、コーナーキックからゴールネットを揺らしたRegensburgの選手たちが歓喜を挙げるも、ビデオ判定の結果、Scott Kennedyがハンドをしたとしてこのゴールは取り消しに。すると、フォルトゥナが再び猛攻を仕掛けていく。しかし、繰り返しペナルティエリア内にボールを送り込むものの、相手選手のブロックの前になかなか追加点を挙げる事ができない。そしてロスタイム、ペナルティエリア内でChristoph Klarerがペナルティーエリア内でフリーのHaralambos Makridisが放ったシュートをブロックで防ぎ、最終的には勝ち点1を獲得した (90分+1分)。
ドイツ南方へ
Christian Preußer監督率いるフォルトゥナは、来週末の9月25日(土)にAudi-SportparkにてFC Ingolstadtとのアウェー戦に臨むこととなる (13:30キックオフ)。



