Bericht

2021/08/28 | ニュース

第5節・FC Schalke 04 vs Fortuna Düsseldorf

SCHALKEに3-1で敗戦

第5節、チケットが完売となったVeltins-Arenaでは、フォルトゥナとFC Schalke 04のトップゲームに相応しい激闘が繰り広げられた。試合はアペルカンプ真大の得点でフォルトゥナが先制点を挙げたものの、最終的にはSchalkeの強力なオフェンス陣に勝負を決められてしまう展開に。アペルカンプの得点直後にMarius Bülterに同点ゴールを許すと、後半立ち上がりにはSimon TeroddeのゴールでSchalkeにリードを奪われてしまう。その後、フォルトゥナはまず1点を奪うために猛攻を仕掛けたものの、試合終盤90分に再びTeroddeにゴールネットを揺らされ、3-1でタイムアップを迎えた。

スターティングメンバー:Adam Bodzekに代わり田中碧が先発出場

Christian Preußer監督は、引き分けとなったHolstein Kiel戦のスターティングメンバーから大きな変更を行わずにSchalkeとの一戦に臨んだ。GK Florian Kastenmeierの前にLeonardo Koutris、Christoph Klarer、Dragos Nedelcu、Matthias Zimmermannの4バックを形成。唯一の変更を行ったのは中盤で、キャプテンのAdam Bodzekに代え田中碧を初先発で起用し、Edgar Pribと一緒に中央MFに配置。そして、最前線には誕生日を迎えたRouwen Hennings の後ろにKhaled Narey、アペルカンプ真大、Felix Klausが並ぶ形でキックオフを迎えた。

 

前半:フォルトゥナが先制、Schalkeが同点弾

試合開始直後、フリーキックのこぼれ球をNareyが右足で最初のショートを放ち、このトップゲームがスタートした (1分)。一方のSchalkeも、Dominick DrexlerのパスからTeroddeが抜け出しチャンスを迎えるも、ここはNedelcuが対応。続く7分、またしてもこの2人のデュエルで今度はNedelcuが対応できず、TeroddeがKastenmeierの前でフリーに。それでもフォルトゥナの守護神が好セーブで防ぎ、そのボールがDrexlerの下へこぼれるも、最後はZimmermannの体を張ってブロックで難を逃れる。続くコーナーキックでもフォルトゥナはピンチを迎えた (8分)。この段階ではSchalkeが試合をコントロールしているように見えたものの、フォルトゥナがカウンターから先制点を奪うことに成功する。Nareyのパスから抜け出したアペルカンプがゴール前に冷静さを保ち、華麗なループシュートでゴールネットを揺らして1-0に (12)。しかし、Schalkeはすぐに反撃に出る。その3分後、Teroddeとの壁パスでゴール前に抜け出したBülterに得点を許し、試合は振り出しにされてしまう (15分)。

 

1-1でハーフタイムへ

その後はフォルトゥナが試合の主導権を握り、25分に相手のコーナーキックからVictor Pálssonにフリーでヘディングシュートを放たれたシーン以外は、Preußer監督率いるチームが良い流れで試合を進める。すると36分、デュッセルドルフが再び得点のチャンスを作り出すも、コーナーキックに頭で合わせたNedelcuのヘディングシュートはGK正面へ。そして試合は再び盛り上がりを見せる。見事なカウンターから抜け出したBülterのシュートはポストに直撃し (39分)、その2分後にTeroddeが左足で放ったシュートはKastenmeierが立ちはだかり (41分)、前半終了間際にはDrexlerからのクロスが僅かに相手のセンターフォワードに合わず (45分+1分)、フォルトゥナはピンチを乗り切りハーフタイムへ。

 

後半:立ち上がりに失点

しかし後半、立ち上がり僅か60秒で失点を喫してしまう。クロスのこぼれ球に詰めていたTeroddeの放ったシュートが、Nedelcuの膝に当たってゴールに吸い込まれ1-2に (47分)。1点ビハインドを負ったフォルトゥナは、大きなチャンスこそ作り出せないものの、ゲームをコントロールしながら試合を進めていく。そして、またしてもコーナーキックからチャンスが生まれる。アペルカンプのコーナーキックから、フォルトゥナが立て続けにシュートを放つも、相手の固いブロックにすべて跳ね返されてしまう (59分)。その数分後、田中がミドルシュートでゴールを狙うも、ここは惜しくもゴールの枠を捉えられない (63分)。

 

1点を追いかけるフォルトゥナ

途中交代で入ったKristoffer Petersonが、Jakub Piotrowskiとの素晴らしいコンビネーションからゴール前でビッグチャンスを迎えるも、相手GK Fährmannが立ちはだかりゴールネットを揺らすことができない (76分)。その後もフォルトゥナは猛攻を仕掛けたものの、決定的な得点を挙げるまでに至らない。すると試合終了間際、最終的に勝負を決めたのは”Königsblau”ことSchalkeだった。90分、Teroddeに3-1となるダメ押しゴールを決められ、タイムアップを迎えた。

 

東ドイツでのアウェー戦へ

代表ウィークによるリーグ中断期間の後、Christian Preußer監督率いるチームは9月12日(日)にErzgebirgeに乗り込み、Aueと対戦する(13:30キックオフ)。

2025 © Düsseldorfer Turn- und Sportverein Fortuna 1895 e.V. Friday, 26. December 2025 um 15:17 | Imprint | Data Protection | Cookie-Settings