HENNINGSが100試合出場を達成
Kiel戦での5つの要点をチェック
金曜日の夜に行われたフォルトゥナとHolstein Kielの一戦は、非常に興味深い激闘となった。今シーズン、フォルトゥナはまだホームでの初勝利を上がられていないものの、この試合からはポジティブな部分も多く見られた。2-2の引き分けとなった”Störche”との一戦での5つ要点は以下の通り。
1.フォルトゥナがゲームを支配
フォルトゥナは引いて守るKielに対し、終始ゲームを支配していた。また、これは試合での数字にも表れており、フォルトゥナのポゼッション率は60%、パス成功率は85%、シュート数 (16-9) やコーナーキック数 (9-2) もKielに比べて圧倒的に多かった。それでも試合後、キャプテンのAdam Bodzekは「サッカーは結果が重要であり、自分たちの良いパフォーマンスを結果に繋げなければならない」とコメントしている。
2.決して諦めないチームのモラル
フォルトゥナが決して諦めないのは今シーズンも同じ!Christian Preußer監督率いるチームはWerder Bremen戦と同様に、2度に渡りリードを許した後、チームとして再び同点に追いつくモラルを見せた。今回は今季のホーム開幕戦と比べると、少なくとも勝ち点1を獲得。そして今後の試合で重要となるのは、自分たちが先制点を奪うことだ。これまでのところ、自分たちが先制点を獲得したドイツ杯のOldenburg戦と第1節のSandhausen戦では、フォルトゥナが2試合とも勝利を収めている。
3.Kristoffer Petersonが今季初得点をマーク
Kristoffer Petersonは途中交代でピッチに立ってすぐにフォルトゥナの攻撃に活気を与え、試合終盤に何かを起こしてくれる予感を漂わせていた。そして、左サイドで力強いパフォーマンスを発揮したスウェーデン人アタッカーは、試合終了間際の87分に自身の今季初得点をマークし、チームに引き分けをもたらしていた。
4.Rouwen Henningsが記録を達成
フォルトゥナのストライカーであるRouwen Henningsは金曜日の試合に出場したことで、フォルトゥナの選手としてブンデスリーガ2部で100試合出場を達成したクラブで10人目の選手となった。また、ブンデスリーガ1部でもフォルトゥナで61試合に出場している33歳のFWは、この100試合で34ゴールを記録している。なお、現在フォルトゥナの選手として2部リーグの試合数でHenningsを上回っているのは、Marcel Sobottka (108) とAdam Bodzek (192) のみ。ちなみに、これまでフォルトゥナの選手としてブンデスリーガ2部の試合に最も多くの試合に出場したのは、199試合に出場したOliver Finkとなっている。
5.ファンの素晴らしいサポート
昨シーズンも無観客のスタジアムにてエキサイティングな試合が繰り広げられたものの、これはフォルトゥナファンがスタジアムにいる雰囲気とは全く比べものにならない。フォルトゥナのサポーターはチームがビハインドを負った後でもその大きな声援で選手たちを後押しし、特に試合終盤には特別な雰囲気を作り出した。これこそが昨シーズン、我々に欠けていたものだ。この雰囲気があれば、すぐにホームのアリーナで今季勝利を共に祝うことができるだろう。



