「ファンのいるスタジアムなら何が可能なのかわかっている」
CHRISTIAN PREUSSER監督が記者会見で述べた重要なコメント
8月20日(金)、フォルトゥナは現在ブンデスリーガ2部で最下位のHolstein Kielをホームで迎え撃つ。それでもKielとの一戦は、水曜日に行われた記者会見でChristian Preußer監督が説明した通り、決して簡単な試合にはならないだろう。ここでは、試合前の記者会見でフォルトゥナの指揮官が述べた重要なコメントを記載していく。
Christian Preußer監督が…
…選手たちの状況について:
「Marcel Sobottkaはまだチーム練習に合流しておらず、個別でのトレーニングを行っているのでもう少し時間がかかります。内転筋は敏感な箇所なので、我々は彼に時間を与えたいと思っています。ですので、彼がKiel戦のメンバーに入る可能性は低いです。再び負傷を負ったEmmanuel Iyohaのことは、非常に残念に思います。Emmaはこれまでも度重なる怪我を乗り越えた後、Nürnberg戦に途中交代して復帰を果たしたばかりでしたからね。しかし、今何を言っても仕方ないですし、彼はまたこの試練を乗り越えなければなりません。それには数週間かかることでしょう。Lex-Tyger Lobingerは今日、再び個別でのトレーニングを再開しています。鼻はまだ腫れている状態ですが、彼は近いうちにマスクを着用してチーム練習に合流します。Thomas Pledlはリハビリに励んでおり、プラン通りに復帰へ前進しています。彼は近いうちにまた定期的にグラウンドへ戻ってくる予定です。また、Andre Hoffmannも負荷を掛けたトレーニングを実施しています。彼の復帰の目標は代表ウィーク開けに設定しています」
…Nürnberg戦後の1週間について:
「短いトレーニングウィークでした。Nürnberg戦に関しては、さらに細かなビデオ分析を行いました。この試合は私が就任して以来、初めての無得点となった試合となり、攻撃面で多くのチャンスを作り出すことができず、スペースを活かしたプレーができませんでした。ディフェンス面では相手に多くのチャンスを与えませんでしたが、セットプレーで上手く守れずに失点を喫してしまいました。それでも、この1週間の少年たちのプレーには満足しています」
…Holstein Kielについて:
「Kielは多くの主力選手を失っただけでなく、入れ替え戦の影響もあり全チームの中で最も短い休みを後にしています。この部分は考慮しなければなりません。もちろん、我々はこれまでの試合結果だけではなく、試合内容もチェックしています。その上で、Kielの場合は細かい部分に原因があることが多く確認できました。明確なのは、Kielが悪いシーズンスタートの流れを断ち切りたいと思っていることです。相手も全力で向かってくるので激しい試合になるでしょう。我々は彼らに対して自分たちの力を発揮しなければなりません」
…田中碧について:
「今週、碧が充実したトレーニングをできたのは良かったです。彼にとっては試合に向けて1週間チームと共に準備できた最初の週となりました。碧は試合のメンバーに入りますが、先発で出場するかはまだわかりません。トレーニングでは多くのクオリティを発揮しており、彼はボールを確実に捉う技術と前へ進む力を持っています。しかし我々は、すぐに多くのことを要求しすぎないように注意しなければなりません」
…この試合の重要性について:
「もちろん重要な試合であることはわかっています。しかし、これまでのBremen戦、Nürnberg戦、これからのSchalke戦も同様に重要な試合です。試合の重要性に関しては、差別化していません。いずれにしても、ホームでプレーできるのは嬉しいことです。Bremen戦で、ここには素晴らしいパワーとエモーショナルがあることがわかりました」
…センタリングの精度について:
「もっと正確なセンタリングが必要であるのと同時に、もっとゴール前に枚数をかけなければならないということを話し合いました。最初のボールが跳ね返されても、その後のセカンドボールにもチャンスがあります。これがNürnberg戦では上手く機能ぜず、相手のゴールラインまで行くことができませんでした」
…Edgar Pribについて:
「Edgar Pribはこれまでに多くの試合に出場しています。キャンプでは選手たちといろいろな話をしました。そこで私は、”Eddi”が昨シーズンのことを非常に自己批判的に捉えていると感じました。今、彼は良いプレーシーズンを後にしていますし、彼の持つ豊富な経験もそうですが、セットプレーにおいて素晴らしいキックを持っているので、私は満足しています。それと同時に、彼にはNürnberg戦でのパフォーマンスよりも、もっと前へボールを運んでくれることを期待しています」
…観客について:
「より多くの観客を動員できるのは非常に嬉しいことです。1人でも多くのファンの方々にスタジアムへ足を運んでもらい、チームを応援してくれることを願っています。Bremen戦では、ファンの皆さんがいる我々のスタジアムの雰囲気なら何が可能なのかを実感しました」



