第3節・1.FC Nürnberg vs Fortuna Düsseldorf

フォルトゥナがNÜRNBERGに0-2で敗戦

土曜日の午後、フォルトゥナはアウェーにて1. FC Nürnbergに敗戦を喫した。均衡した試合は長い間0-0の展開が続いたものの、58分にセットプレーからChristopher Schindlerのヘディングで先制点を奪われると、後半ロスタイムにはEnrico ValentiniにPKを決められ、0-2でタイムアップを迎えた。

スターティングメンバー：3つのポジションを変更

Christian Preußer監督は、VfL Oldenburgとのドイツ杯1回戦のスターティングメンバーから3つのポジションを変更してこの一戦に臨むことに。Matthias ZimmermannとFlorian Hartherzが両サイドバックに入り、Kristoffer Petersonが左サイドハーフで先発。これにより、Leonardo Koutris、Khaled Narey、Nicklas Shipnoskiがベンチスタートとなった。

 

前半：Nürnbergが好スタート、フォルトゥナは徐々に自分たちのペースに

この試合、良い立ち上がりを見せたNürnbergが序盤からプレッシャーをかけてくる。Asger Sörensenのヘディングシュート (6分)、Johannes Geisのフリーキック (9分)で相手が最初のチャンスを迎えるも、ここはFlorian Kastenmeierがセーブし、ピンチを逃れる。しかし、15分を経過するとフォルトゥナがボールを保持し、試合の主導権を握り始めると、Felix Klausが立て続けに相手ゴールに襲いかかる。しかし、最初のシュートはゴール左へ逸れていき (17分)、その3分後にも強烈なミドルシュートを放つも、このシュートは相手GKのChristian Matheniaが好セーブに阻まれてしまう (20分)。

 

両チームともに多くのチャンスを作り出せず

そして前半は、このKlausのチャンスが最大のハイライトに。NürnbergもコーナーキックからManuel Schäfflerがダイレクトで合わせボレーシュートを放つものの、ビッグチャンスと言えるものではなかった (25分)。それでも、全体的には序盤から両チームともにプレッシャーをかけ、均衡した良い試合展開を繰り広げる。その中でフォルトゥナは、コンパクトな守備を行いながら攻撃を仕掛ける場面もあったが、アタッキングゾーンでの突破力を欠き、決定的なチャンスを作り出すことができない。こうして試合はスコアレスのままハーフタイムへ。

 

後半：Kownackiにビッグチャンス

後半の立ち上がり、フォルトゥナにビッグチャンスが訪れる。まず、Hartherzが左サイドからゴール前に上げたクロスに相手GKが飛び出すも、十分にクリアできず逆サイドへ。そしてこのボールに反応したZimmermannがゴール前でフリーのKownackiへ鋭いクロスを送るも、最後のところで上手く合わせられず、Kownackiのヘディングシュートは惜しくもゴール左へ (48分)。後半はこのフォルトゥナのビッグチャンスを除いて、前半と同じような立ち上がりに。

 

Schindlerが得点、Valentiniが追加点

しかしそんな展開の中、相手に先制点を奪われてしまう。Johannes Geisのフリーキックから、ゴール前に飛び込んだChristopher Schindlerが頭で逸らしたボールがゴールに吸い込まれ、Nürnbergにリードを奪われてしまう (58分)。一方のフォルトゥナは、選手交代を行い反撃を試みるも、なかなか決定的なチャンスを作り出すことができない。逆にNürnbergは、前がかりになった相手に対して素早いカウンターアタックを仕掛けてくる。それでも試合終盤、フォルトゥナに何度もチャンスが訪れる。しかし、Jakub Piotrowskiのミドルシュートは相手GKに阻まれ (90分+1分)、Christoph KlarerやEmmanuel Iyohaもペナルティエリア内からシュートを放つも、相手の堅い守備の前に最後のところでブロックされてしまう (90分+4分)。すると試合終了間際、Edgar Pribが自陣のペナルティエリア内でErik Shuranovを倒してしまいPKを献上。このPKをEnrico Valentiniに決められ (90分+8分)、最終的には0-2でタイムアップを迎えた。

 

次節はKielとのホームゲーム

フォルトゥナは次節、8月20日(金)にホームにてHolstein Kielを迎え撃つ (18:30キックオフ)。